相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「さがみの仲よし小道」では「アメジストセージ」が紫花穂を披露中!!

2024-11-14 09:00:39 | 道・緑道
相模原市南区大野台3丁目から南区相模台3丁目までの総延長5km「さがみの仲よし小道」は農業用の「畑かん水路」を埋めて整備した道である。昔、相模原台地は水がないため作物がとれず苦労していた。終戦後の食料不足の時期に「この農地に水があれば」と昭和23年から38年までの16年を費やし水路が作られた。「西幹線用水路」と言われたこの水路は相模原市の虹吹から藤沢の葛原まで19kmに及ぶ。その後、昭和52年に水路の必要がなくなってきた為、緑道として整備し、地域のコミュニティーラインとして利用することになった。次々に整備され、相模原市内では総延長5kmのうち3.5kmが生まれ変わり小道の両サイドには子供たちの遊び場、花壇が作られて四季の花で彩られる。その花壇の一画で今、「アメジストセージ」(サルビア・レウカンサ)紫の鮮やかな花穂を披露中である。中央アメリカ原産のシソ科サルビア属の多年草、宿根草のハーブである。花に見えるベルベットのような肌触りの部分はガクで、花はガクから突き出すように咲き、色は白や紫、ピンクなどがある。宝石のアメジストのような美しい紫色の花からこの名がついた。(2411)
 
 
 

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嘗ての城跡に磯部の鎮守「御嶽神社」

2024-11-14 07:39:00 | 神社
相模原市南区下磯部地区のほぼ中央に下磯部の鎮守「磯部御嶽神社」は鎮座している。創建(伝)は延文元年(日本の南北朝時代の元号で1356~1360年)以前。祭神は天児屋根命。日本神話で「天照大神」を天の岩屋から出すために祝詞をあげられた神様である。付近一帯には「堀の内」「大門」「二重堀」などの地名ありかつてこの辺りには「磯部城」があったと推察される。室町時代(1477)、上野国(今の群馬県)の長尾景春と関東地方を治めていた山内上杉定顕が戦った時「磯部城」は景春を味方にしたが、厚木の「溝呂木城」と共に滅ぼされた。石造りの「鳥居」を抜けると赤いトタン屋根風の「拝殿」、拝殿の左側奥に境内社の「堀の内稲荷大明神」の小さな祠がある。(2410)
 
 
 
 
 
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