立冬が過ぎてあっという間に冬の様相となってきた。北東北や北海道の方から見れば関東の冬など暖かい部類であるかもしれないが、ここに長年生きている身には寒さが押し寄せてきたという感じがする。
本日、私は講座の予定がなかった。また月曜日なので横浜美術館を除いて近くの美術館・博物館も休館日である。そこで晴れるという天気予報を信じて、妻と自宅から新横浜駅経由で菊名駅まで歩くことにした。
寒いという予報であったが、ゆっくりとした歩行でも約6キロ歩くとやはり少し汗が出てくる。13時半ころに新横浜駅に着き、昼食に「長崎ちゃんぽん」を食べた。妻は初めて食べたそうで、それなりに気に入ったようだった。私は40年近く前に長崎で食べたことがある。そのときの印象とほぼ同じ味に思えた。野菜が多く乗っているのが嬉しい。しかし量がとても多いのでやっと食べた。
若い人は大盛やご飯を別途注文しているようだが、若さが羨ましいと思う反面、最近の飽食気味の趨勢にはかなりの違和感がある。アメリカ人のあの大食いとあまりのグロテスクな肥満を見ると、日本があの状態にはなって欲しく無いと心から思う。イタリア旅行でもアメリカ人の団体は遠目からも一目で判別が出来た。
昼食後新横浜駅の構内で若干の買い物をしてさらに菊名駅まで歩いたが、菊名のすぐ手前で冷たい雨が降ってきた。天気予報を信じて傘を持ってでなかったが、判断が甘かった。あわてて喫茶店に駆け込み雨が止むのを待った。東横線で家の最寄り駅まで乗って帰宅。約21000歩。13キロ余りを歩いたことになる。
午後遅くなって、雨があがった後、特に日が落ちる寸前から気温が急激に低くなってきた。12月中旬のような寒さになり、あわてて持参したウィンドブレーカーを着て歩いた。
ニュースによると仙台から北では雪が降り、積もったところもあるようだ。今年の冬は寒いとの予想が出ている。夏暑かった分、冬が寒くなれば一年を通した平均気温は平年並みになるということなのだろうか。
明日はさらに気温が低いという。そろそろストーブを出すことにしようと思う。