Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「遣唐使は見た!-憧れの国際都市 長安-」

2013年11月26日 20時43分15秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
      
    
 本日は横浜ユーラシア文化館で開催中の「遣唐使は見た!-憧れの国際都市 長安-」を見てきた。
 今度の12月1日(日)の午後から、横浜市歴史博物館で開催されるシンポジウム「遣唐使とユーラシア世界」に参加する。それまでには一度見ておかなければならないと思い、本日出向いた。
 遣唐使が見た中国、その政治・文化・経済の中心地である長安の当時の世相、国際都市としての様相からの視点での展示である。
 正倉院展などで垣間見ることの出来る当時の異文化を彼らがどのように見て、どのように受容しようとしたか、これは興味がある視点である。
 さらに遣唐使としてわたった人々が西方の文化をどのように理解していたか、「胡人」をどのように見ていたか、彼らの頭の中の世界地図はどのようなものであったか、清海は尽きることはない。
 現在も昔も圧倒的な文化の落差を抱えて接した異文化体験はその後の列島の政権・文化を担う人々にどのような影響を与えたのかは、大きな課題であろう。この体験は鎌倉時代の元寇、室町時代後期から戦国時代のヨーロッパ体験、幕末・明治期のヨーロッパ体験、戦後のアメリカ体験などの異文化体験とも共通性を持った体験として普遍化することも可能であるかもしれない、とは昔学生の頃誰かに聞いたことがある。そのような学問、あるいは思考の方法があれば興味がある。私の力ではとても適わないが‥。
 展示品カタログがシンポジウムの開催される12月1日以降でないと出来上がらないとのことらしい。緑釉の小さな水差しなど心惹かれる美しい品物も多数あったが、うろ覚えでしか記憶がないのが残念である。カタログが来てからもう一度見学したいものである。


竜巻注意情報と豪雨情報

2013年11月26日 07時00分53秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨夜は強い風が吹き荒れ、横浜市総務局危機管理室から台風26号以来の注意情報が来た。竜巻注意情報はあわせて3回も来た。
 昨夜は、友人というか先輩を川崎駅の近くの病院で見舞い、夕食を食べてから横浜駅に20時過ぎに着いた。川崎駅で既に風が強くなり東海道線に遅延が出ており、京浜東北線で帰ってきた。多少混んでいたが、この時間の下りならばこの程度にいつも混雑しているので特にひどいとは感じなかった。ところが横浜についてみると風が更にひどくなっている。ここで竜巻注意報の横浜市の防災メールが届いて、歩いて帰ることは断念。横浜市営地下鉄に向ったが、途中で横須賀線、湘南新宿ラインもとまっていること、市営地下鉄も遅れが出ていることか報じられた。
 さいわい地下鉄はまだ特に大幅な遅れにはなっておらず、混雑もなく乗ることが出来た。しかし団地の入口で突風のように南からの風が激しく、一部北向きに上り坂になるところで、前に進めなくなった。さらに風が舞って思わず持っていかれそうになった。あの風の感じでは風速15メートルは超えていたのではないだろうか。やっと号棟の間に入って東西に歩くようになり、風を避けることが出来た。しかし現在大規模修繕で仮設足場に囲われている。風での倒壊はまずないとはいっても、それでも風が唸ると不安になる。
 家についてテレビを見ていると、相鉄線もとまり、横浜線や東海道線も運転見合わせ、そして京浜東北線も止まってしまった。もう少し遅かったら横浜駅に着くのに一苦労という状態であった。
 さらに豪雨情報まで出て、びっくり。「清里減退美術館」の記事を書きながら時々外をのぞいたが、さいわい仮設足場に影響はなかったようで、一安心。
 12時を回ってようやく落ち着いた。

 昨晩旅行から帰る時にこの異変ならば辛かったと思うが、そのことについては幸運であった。