「浅川伯教・巧兄弟資料館」は北杜市発足以前の旧高根町に、浅川巧の日記が1996年に韓国から寄贈された。2001年に「朝鮮工芸の美を日本に紹介した浅川兄弟の人と業績を紹介し、日韓友好親善の情報発信基地であることを目的として」旧高根町に設立された。
昨年、高橋伴明監督で「白磁の人」映画が上映されてから一気に有名になったともいえるこの兄弟の資料館である。
映画では40歳で亡くなった弟巧氏に焦点が当てられていたが、資料館に展示されていた兄の伯教の作った陶器がとても気に入った。私は陶器の良さはわからないが、地味な感じだが、どっしりとした感じがいいと思った。兄の伯教氏は李朝陶器の研究者であると同時に作陶家としても名の知れた人であったらしい。
なかなか勉強になった資料館である。決して財政的に潤っているとは思えない自治体が、町おこしの一環として位置づけながらもこのような資料館を運営しているのは、大変なことと推察する。今後ともこの資料館が注目され、展示を充実させながら存続することを願いたい。




昨年、高橋伴明監督で「白磁の人」映画が上映されてから一気に有名になったともいえるこの兄弟の資料館である。
映画では40歳で亡くなった弟巧氏に焦点が当てられていたが、資料館に展示されていた兄の伯教の作った陶器がとても気に入った。私は陶器の良さはわからないが、地味な感じだが、どっしりとした感じがいいと思った。兄の伯教氏は李朝陶器の研究者であると同時に作陶家としても名の知れた人であったらしい。
なかなか勉強になった資料館である。決して財政的に潤っているとは思えない自治体が、町おこしの一環として位置づけながらもこのような資料館を運営しているのは、大変なことと推察する。今後ともこの資料館が注目され、展示を充実させながら存続することを願いたい。










