Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

清里現代美術館

2013年11月25日 23時27分49秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
      

 22日に清里を訪れたとき「清里現代美術館」を訪れた。当初知識がまったくなく、期待をしていなかった。建物にたどり着いたときも私立にしては凝った美術館だなと思ったが、それ以上の感慨はもよおさなかった。
 あとで聞いたら館長だったようだが、入るなり妻と母に丁寧に説明をしてくれた。私は例により、人の話は聞かずにさっと中に入り自分の気に入った作品はないかと、うろうろ始めた。音楽と現代美術の調和も射程に入れているらしく、ジョンケージの音楽作品のCDの演奏が響いていた。
   

 展示作品の中で私がもっとも心惹かれたのが、ティングリーという作家の絵画作品うち2点。初めて聞く名前であったが、よく計算されつくした画面を思い出させてくれる甘い香りが美しかった。この絵の前に立っていると、そこを離れるのがとても惜しいような気分になってしまった。このような絵に出合えるとはまったく想像していなかった。

      

 さて、2階に行くとジョン・ケージの作品がたくさん壁にかけてある。大昔にジョン・ケージの楽譜を見てとても興味深く見ることが出来た。今回は二回目である。
 私はこの作曲家の楽譜の読み方はまったく知らない。しかしこの楽譜を見ていると楽譜そのものが音楽を奏でているようで、嬉しいのだ。今でもこの踊りだしそうな楽譜は手放したくない。こんなにも人を突き動かそうとするエネルギーにびっくりした。何度見てもこの楽譜は楽しい。楽譜そのものが、音楽とは別に作品として成立しているような錯覚に陥る。
 その他、猪熊玄一郎の絵もあったが、狭い空間にあり写真を向けようがなかったのがさびしかった。

 別室に現代美術の展覧会のカタログなどが所狭しと積まれているのだが、棚に並べられていないので手にとって見ることができない。もう少し整理して欲しいと切に願う。

 しかしとても楽しい美術館であったとおもう。このような美術館にはゴーストタウンの中でも引続き人を集めて存続してもらいたいと思った。




忙しくあちこち

2013年11月25日 19時09分56秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 朝はセキセイインコと戯れながらブログのコメントで楽しんだ。2日あけの返信、申し訳ありませんm(_ _)m

 朝はオーロラツアーの仮申込み、といっても前金払いをしたので正式扱い。
午後は「古代史講座」の最終回。これは次回のシリーズにも期待したい。
 さらに夕方から川崎に友人の見舞い。

 結構あわただしく充実した1日である。この間に退職者会関係で電話とメールが6回とオーロラツアー関係でやはり4回の電話。
 トータルのエネルギーというか、気分的な消耗度で、現役時代の仕事の4割くらいの感じであろうか。時間は7割でも・・。

 しかし旅行会社でかなりカッカした。旅行会社の担当者はとてもよく説明をしてくれたので文句は全くない。カリカリしたのは次に待っている子連れの女三人組。2歳くらいの子をそれぞれ連れていたが、お喋りに夢中で子供の大騒ぎにまったく無関心。
 3人が椅子に土足で這い上がろうが、チラシをまき散らそうが無視。担当者も子供の危険を気にしつつも注意できない。とうとう私の隣の椅子で這い昇り、カウンターのチラシを叩き始めた。私が親に向かい「何とかしろ」と言ったら「オジサンが怖いから止めて」と子供を引き離した。ところが今度は子供が泣いて大騒ぎ。再び「オジサン怖いね」とあやし始めた。
 私はキレかかったが、何とか飲み込んだ。この怒りを抑えるのに費やしたエネルギーは膨大だ。
 今日は気分的には最悪である。