Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

駅の混雑

2016年10月12日 21時44分01秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 東電の施設での火災は都内の交通事情におおきな影響をもたらしたようだ。横浜駅でも改札の外の自由通路はかなり混雑していた。都内に行っていたら影響があったかもしれない。
 友人との楽しいひと時のあと、もう1杯飲みたかったが我慢して帰宅。

 明日は10時からみなとみらい地区の教室で講座がある。早めに就寝して明日は遅刻しないようにしないといけない。

柿を食う

2016年10月12日 08時47分42秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 昨日の朝に柿を食べた。今年に入って2回目か3回目。少し柔らかくて私の好みであった。本当はもう少し経って、色が濃くなった柔らかい柿が大の好みである。妻は歯ごたえがある柿が好きなので、いつも「固い方が美味しいのに‥」、「柔らかい方が正しい味わい方だ」とお互いに譲らない。年月をふるにしたがって、柔らかい柿もようやく買ってくれるようになった。私が買うときは柔らかいものしか買わない。

★朝の柿潮のごとく朱が満ち来     加藤楸邨
★日あたりや熟柿の如き心地あり    夏目漱石


 楸邨の句、私はこの柿は枝についたまま熟した柔らかい柿だと思っている。そうでないと、朱といわれるあの柿独特の濃い柿の色をした皮にはならないと思うのだが、それほど自信のある観察ではない。そうであってほしいという願望かもしれない。潮のごとく、は文字で表現しずらい。まさに感覚で理解するしかないようだ。
 漱石の句、秋の日は意外と暖かい。自身が柿になるのもいい。意識も身もそこで溶けてしまう感覚に惹かれる。