Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

半袖から長袖に

2016年10月11日 22時57分52秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 ようやく酔いが醒めてきた。先ほどからベッドでうつらうつらとしながら酔い覚まし。半分は寝ていた。
 しかし布団から起き出すと寒く感じる。横浜の今日の最高気温は11時過ぎのの20.6℃。10月下旬並みとのことだから、平年に近い気温だったと思われる。明日の最高気温の予報は23℃。これならばまだしまい込んでいない半袖のシャツでも問題はなさそう。まもなくそろそろ長袖にしなくてはいけないのはわかっているが、出来るだけ半袖でいたい。
 半袖から長袖になると毎年戸惑うのが、いわゆる二の腕にあたる布地の感触。私はこれが煩わしくて、毎年ギリギリまで半袖で過ごす。寒いと感じても長袖の感触がどうしてもすぐになじめない。いい加減寒くなり、長袖でないと風邪をひきそうになってようやく長袖のシャツを着る。小学生の時からの癖である。

 中学生になって冬服になるのが嫌で嫌で、白いシャツを折っていた。しかしブレザーを着なくてはいけないので、意味はなかった。教室内ではブレザーを脱いでいても特に怒られなかったので助かったが、登下校時にはどうしても着ないと注意されるので、困った。もっとも手に持っているのも面倒なので、二年目になった時はブレザーを着ることだけは慣れたが、それでもシャツの袖は短く折っていた。
 ときどきブレザーの袖口から白いワイシャツがみえていないことに気がついた教師に、通学途上の道路や駅のホームで注意された。できるだけその教師には近づかないようにしていたが、どうも相性が悪いらしく、よく目をつけられていた。
 人間はこちらが嫌っていると、向こうも気になるようでこちらを気にしている。そして好意は決して抱いてはくれないらしい。ただし、こちらが好意を持っていると、向こうも悪意は持たないと思っていたら、残念ながら男女の関係はそうはいかない。そう簡単には逆・裏・対偶の関係は成立しない。

★雁渡る来し方あまた窓ひかり     加藤楸邨

気の置けない仲間は大切にしないと‥

2016年10月11日 19時41分10秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 15時半過ぎから同じ仕事を体験した友人(先輩)と関内駅の傍で2時間ほど楽しい時間を過ごした。14時からの会議が終わってすぐに二人で飲み屋に入った。
 随分と飲んだような気がする。昼前から回転している安い中華料理屋さん。安いといっても本格的な味が楽しめる。本日もビーフンと春雨を最後に頼んだが、とても美味しかった。
 生ビールとツマミ2品で1280円。メンマや冷奴や味付き卵がそれぞれ100円である。私は生ビール1杯のほかに、ホッピーと焼酎のお代わり、チューハイ、泡盛のお湯割りと5杯も飲んでしまった。
 実は明日もとても親しい友人と昼から飲むことになりそうである。二日続けて呑み過ぎは良くないのだが、楽しい友人の場合は別である、という言いわけを今から考えている。

天満敦子「哀歌、ベルタのノクターン」

2016年10月11日 11時40分44秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 昨日に引続き天満敦子のCD「哀歌、ベルタのノクターン」を聴いている。1995年の新宿文化センターのコンサートでの録音盤。ピアノは小森谷裕子。使用楽器は天満敦子が弾きこなしているともいわれる1735年のストラディヴァリウス、弓はウジェーヌ・イザイの遺品という。
 ここに収録されている12曲はどれも「天満敦子」という曲である。弓が弦にぴったりと張り付いたように、ねっとりと音色の美しさを堪能できる。曲がつくられてからこれまでの間に人々に好まれてきた根拠や、演奏してきた人の情念が伝わってくるような曲である。ヴァイオリンの音のもつひとつ特徴である哀愁に満ちた音色に私はとても惹かれる。
 このCDは確か昨年7月に取り上げたと思うが、再度解説もアップしてみた。

 「新・言葉の泉」というブログ【http://blog.goo.ne.jp/rurou_2005?fm=follower】に天満敦子の著書「わが心の歌-望郷のバラード」の書評が掲載されている。
 むかし購入しそこなったそのままになってしまっている本を思い出させてくれた。さっそく書店に注文したい。