Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

校正刷りできあがる

2018年11月08日 22時25分58秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日、印刷所より退職者会のニュースの校正刷りが送信されてきた。ちょうど西洋美術館にいた時。先ほど一部訂正をお願いした。明日、訂正したものが届くと思われる。これで再来週月曜日の納入に間に合いそうである。ホッとしている。

 本日は久しぶりの美術館。美術館に出向くには、小遣い・体力・気力・時間、そして鑑賞するという意志の力の5つがそろわないとなかなか実現できない。電車に乗って行くという踏ん切りがどうしても必要である。
 横浜市内ならば、小遣いと体力、意志力というハードルは低い。横浜美術館の「駒井哲郎典」も早目に行きたいものである。

西洋美術館と三菱一号館美術館をはしご

2018年11月08日 20時38分31秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 久しぶりに美術館のハシゴを敢行。





 まずは上野の国立西洋美術館にて「ルーベンス展 バロックの誕生」を鑑賞。招待券をどういうわけかいただいて、嬉しかった。それなりの人出ではあったが、ゆったりと見ることが出来た。会場に入る前に6分間の大画面のビデオがあり、ここでルーベンスの「キリスト昇架」、「キリスト降架」それぞれの3連画、ならびに「聖母被昇天」が大写しで紹介されていた。今回の展示作品ではないのだが、これは嬉しい規格である。いづれもアントワープ大聖堂内を撮影したもので、私の見たかった状況で見ることが出来た。このビデオ、3回も見てしまった。
 今回の展示では「聖アンデレの殉教」(1638-39)、「スザンナと長老たち」(1606-07)、「エリクトニオスを発見するケクロプスの娘たち」(1615-16)、「マルスとレア・シルウィア」(1616-17)、「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」(1615-16)、「眠るふたりの子供」(1612-13)が印象に残った。
 特に「聖アンデレの殉教」の躍動感と迫力にはびっくり。ルーベンスの描く人体はどうしてもふくよかになってしまう。男はあまりに筋骨隆々となってしまう。しかしこの殉教するアンデレは場面にふさわしい体躯である。
 3000円の図録を購入。思ったより高価で、ちょっと悲しかった。



 三菱一号館美術館では「全員巨匠!フィリップス・コレクション展」を見てきた。
 シャルダン、アングル、ドラクロア、マネ、コロー、クールベ、ドーミエ、コンスタブル、シスレー、モネ、ゴッホ、スーラ、セザンヌ、モリゾ、マイヨール、ドガ、ピカソ、ルソー、ボナール、ユトリロ、マティス、モディリアーニ、カンディンスキー、ココシュカ、ルオー、クレー、ピカソ等々の絵画がこれでもか、とならんでいる。
 私がとりわけ嬉しかったのが、ジョルジュ・ブラックが7点も展示されていたこと。残念ながら図録を購入すると予定金額をオーバーしてしまう。しかしこの7点のために図録を購入しても良かったかと反省している。
 今回ブラックの作品は、「レモンとナプキン」「ブドウとクラリネットのある静物」「円いテーブル」「ウォッシュスタンド」「驟雨」「フィロデンドロン」「鳥」いづれもじっくりと見ることが出来た。
 さらにボナールの「犬を抱く女」(1922)、「棕櫚の木」(1826)が強く印象に残った。

 いづれも後日詳しく述べる予定にしている。


ルーベンス展を予定

2018年11月08日 09時01分42秒 | 読書
 午前中は「キーワードで観る美術鑑賞」講座。午後には、上野の国立西洋美術館に出かけようと考えている。「ルーベンス展 バロックの誕生」を開催している。チラシには私の見たことのない作品が掲載されている。

 ルーベンス展は「アントワープ工房と原点のイタリア」をサブタイトルにして2013年3月にBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている。
 その時は「眠る二人の子ども」「復活のキリスト」「ロムルスとレムス」「聖母子と聖サリザベツ、幼い洗礼者ヨハネ」などが展示されていた。

 体力が許して時間的に可能ならば、東京駅で三菱一号館美術館の「フィリップス・コレクション展」にも足をのばしてみたい。