Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

石蕗の花

2018年11月07日 23時02分46秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 11月はどちらかというと花は少ない時期である。この時期、石蕗の黄色い花は目立つ。光沢のある深緑の葉の間から花の軸が立ち上がり、鮮やかな黄色い菊に似た花をつける。この深緑色との対比によって黄色が浮き出るように立ち上がる。花の軸は50センチ位だが、この対比によって背が高く見える。俳句では「石蕗の花」は「つわのはな」という。

 この11月、師走を前に静かな月でもある。慌ただしい年末の前、花もあまり目につかない。街中もどこか色を失ってくすんでいる。

★さびしさの眼の行く方や石蕗の花    大島蓼太
★静かなる月日の庭や石蕗の花      高浜虚子
★石蕗咲いていよいよ海の紺たしか    鈴木真砂女


インフルエンザ予防接種

2018年11月07日 20時12分45秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨年接種の機会を逸してしまったインフルエンザの予防接種を今年は早めにしてもらった。昨夜いつも通っている内科に電話をして予約。今年は時間を空けずに本日、接種してもらえた。昨年機会を逸したのは、ワクチンが品薄で入荷待ち、といわれたのが、接種を受ける日程がかみ合わなかったからであった。今年は品薄ということはないようだ。
 65歳以上は2300円である。16時に病院に行くと、受信者もおらず、体温をはかり、問診票に記載して、すぐに接種をしてもらった。

 入院以来、採血・点滴と静脈にばかり針を通していたが、今回は筋肉注射、とても「懐かしく」感じた。昔は風呂はダメ、飲酒はダメといわれた。今回は風呂は問題ないとのこと。アルコールは飲んでいないので、問題なし。

 今年の2月、インフルエンザA型にかかってしまった。とてもつらかったので、これで取りあえずは一安心。といっても絶対に罹患しないということではない。「かかっても軽い」という風に云われる。これは本当なのだろうか。友人に言わせると軽いか重いか、本当の処はわからないらしい。確かに、軽い、重いは主観的な面が強い。あとになって、思ったよりも軽かったね、などとはいかようにも云えてしまう。
 気分的な要素が強く、「都市伝説」的なものなのだろうと、思っていればいいのだろう。

本日は立冬

2018年11月07日 08時44分42秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 本日は立冬。朝から雨が降りそうな空。上空では秋と冬が勢力争いといったところであろう。春夏秋冬、私は特に好きな季節というのは持たない。それぞれに合わせて過ごしている。
 冬の寒さも、枯木も、空っ風も好きである。ただしインフルエンザは遠慮したい。つめたい風が自分の体めがけて吹きつけてくるのも楽しい。
 多くの人は「寒さが苦手」という。家に閉じこもってしまう、という声をきく。しかし、鼻を赤くしながら、白い息を吐きながら外を歩くのは楽しい。冬こそ薄着で外を歩きたい、と40代まで思っていた。今はそれなりの服装に心がけている。とはいえ、それでも人よりは1枚少ない。

★山河はや冬かがやきて位に即けり    飯田龍太