Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

電子マネーがようやくすべて復旧

2020年03月27日 21時58分29秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 スマホで使用してきた電子マネー3種のうち、2種はすでに利用できている。残りのひとつがようやく本日から利用できるようになった。結構時間がかかった。再登録が一番楽だと思っていたものだったのだが、毀れてしまった元のスマホからの入力など不思議なことを求められた。先日ショップに行って実情を話してようやく本日再登録が出来た。
 この電子マネーは美術館での図録を購入するときなど値段が高めの買い物に利用していた。しかし美術館が相次いで休館になっている現状では使い道がない。

 明日から雨模様の天気予報が出ている。しかも日曜日はひょっとしたら雪になる可能性もあるらしい。

 「外出自粛」ということで、妻からは横浜駅などの繁華街などへの出入りを止められている。政府の「要請」よりも妻からの「お願い」のほうが私には身につまされる。当然と言えば当然である。外に出ないので、ますます電子マネーを使う場面が無くなった。

 明日は読書タイム。ありがたく且つ嬉しいことに新国立美術館での「古典×現代2020 時空を超える日本のアート」展の内覧会の資料をいただいた。これに目をとおすことをしたい。

 さて、風は依然として強い。これより20分ほどのウォーキングに出かける。風の弱い道に目星をつけている。

 


サクラとタケノコ

2020年03月27日 18時27分24秒 | 山行・旅行・散策

 本日は一日家に引きこもりをせざるを得ないのかと思っていたが、妻の通院と昼食と近所の花見を兼ねて出掛けた。

 病院での治療、昼食を済ませてから、住宅街を散策。広い古刹の庭から入ることのできる「市民の森」で桜などを堪能した。風は尾根蜜や谷底の幹線道路ではとても強いが、林の中に入ると気にならない。ソメイヨシノは3部咲き、ヒザクラはちょうど見頃。モモの花も見頃であった。
 子連れの家族連れなどが繰り出していたければ、林の中は広々として気持ちが良い。
 散策後、はじめて入った広い喫茶店では、ひとつおきの席に誘導され、さらに手のアルコール消毒などを求められた。
 帰宅途中でタケノコを食べたいということで意見が一致。30分近く歩いて農協の店でタケノコを購入してから帰宅。

 引きこもりどころか、1万5千歩近くも二人で歩いてしまった。

            


「秘島探検の全記録」(NHKBS)

2020年03月27日 11時35分41秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 午前中は久しぶりにテレビの番組を長時間見ることになった。

 NHKのBS放送で「東京ロストワールド 秘島探検の全記録」が再放送された。2019年に前編だけみていたが、本日は前・後編両方を連続して放送。9時から10時50分まで。

 番組の紹介は次のようになっていた。

小笠原・伊豆諸島の絶海の孤島をめぐる大冒険。科学者たちとNHKの調査隊が特別な許可を得て5年にわたって島々を調査した。噴火が続き拡大が止まらない「西之島」。生まれて3万年、生物進化がオンゴーイングで起きている「南硫黄島」。海から突然とそびえ立つ「そうふ岩」。これらの島を巡ると生物がいかに進化し、豊かな生態系を築いていくか、まるでタイムトラベルするかのように体感できる。かのダーウィンも憧れる世界!【語り】園部啓一,久保田祐佳

 こういう番組を見ると、自分が理系を選択した学生時代にフィールドワークの領域に踏み込まなかったことを悔やむことがある。ただし方向転換して就職した職場は別の意味でフィールドワークであったのはとても幸いだったと思う。私にはデスクワークは似つかわしくないのであろう。体を動かし、何かが起きている場面に飛び込んで考える、ということが性に合ってい様だ。
 別の考えもあるかもしれない。いくらデスクワークといわれる職業や学問領域であっても、必ず「現場」というのはあるとの意見も否定できない。「書斎の探偵」というのはあくまでも小説の世界の虚構でしかない。小説としては面白いかもしれないし、魅力は十分にあるけれど。
 「現場」は自分で見つけるしかない。「現場」を見つけられなければ発展はない。自分の思考を検証したり、思考の発端を見つけたりするのが「現場」という定義もある。或いは外部の刺激を受ける場所といえばいいのだろうか。
 「現場」とは人との対話であったり、データとの対話であったり、データが収集される観測器械を構築する場所であったり、観測機器を製作する場面であったりとさまざま。「現場」はそういった意味では無数にある。脳だけでは考察はできない。手足や口、五感を働かせることで「思い」は「思考」になり、「思想」になる可能性を持つのではないか。

 なお、以上の文章とは無関係なのだが、この番組のナレーターの久保田祐佳アナウンサーの語りと声の質、落ち着いた口調と抑揚は以前から気に入っている。