Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

星を見上げながら‥

2021年03月23日 22時38分48秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 夕食後、買い忘れたものを買いに行く、ということでいつも行く近くのドラッグス島まで付き合った。
 月齢10日の半月よりもだいぶ太った月、シリウス・プロキオン・ベテルギウス・リゲル・アルデバラン・カペラなどを目で追っているうちに、火星に気が付いた。これだけの星が見えるのもまた楽しいものである。
 しかし上を見ながら歩いていると、方向感覚がずれてまっすぐ歩いているつもりが斜めに歩いていて、危なく塀にぶつかりそうになる。若いころはなんともなかったのに、といつも情けなくなる。
 年寄りが空を見上げながらふらふら歩いているのは、すれ違う人から見れば、かなり怪しい。一人の時はちゃんと立ち止まって、しかも公園などで行わないといけない。

 


バッハ「平均律クラヴィーア曲集(全曲)」

2021年03月23日 22時13分40秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

   

 夜になってから聴いているのはバッハ「平均律クラヴィーア曲集(全曲)」。ピアノはスヴャスラフ・リヒテル。
 CD4枚組で全48曲が収録されている。録音は第1巻が1970年、第2巻が1972~73年。購入したのは2010年の年末である。
 支部の役員が任期2年のため、2012年3月定年の私は3期務めた支部長を2010年の10月の支部大会で退任。年末のボーナスで購入したかったCDを何組か購入したうちの1組。
 そのときに数回も聴いたが、退職後はすっかりブラームスにはまってしまったこともあり、聴く機会が無くなっていた。
 伝説化したピアニストのスヴャスラフ・リヒテルの演奏ということで、最初に目をつけていたものである。しかし私はこのピアニストについてはその名前以外はほとんど知らないに等しい。
 他のピアニストの演奏は知らないので、バッハの平均律ピアノ曲というものはこういうものだと思っている。


本日から「万葉集講義」(上野誠)

2021年03月23日 19時53分50秒 | 読書

 午前中に再度眼科を訪れたものの、待合室から人があふれるほどであったので受診は断念。午後の診療に変更。15時になる10分ほど前に病院に到着したが、それでも4人ほどすでに並んでいた。
 検査と診察の結果、眼圧が高くなっており、点眼薬が再度処方された。緑内障の症状は進行はしていないということで一安心。来月の受診を申し渡され、2か月分の点眼薬の処方箋をもらった。
 一日2回の点眼をまた行わなくてはいけなくなった。面倒であるが、止むをえない。

 陽射しがあり、日向は暖かいものの、日陰に入ると風が冷たかった。遠回りをして夕刻に帰宅。 本日より読み始めた本は、「万葉集講義 最古の歌集の素顔」(上野誠、中公新書)。万葉集はさまざまなアプローチがあり、同じ中公新書の「万葉集の起源 東アジアに息づく如上の系譜」(遠藤耕太郎)を読んだばかりである。「万葉集の起源」は雲南省の少数民族の歌垣との比較による社会学的なアプローチであるが、こちらは宮廷文學としての万葉集へのアプローチということであろうか。
 時々万葉集などの古代・中世の和歌の世界が恋しくなるのは、中学生以来の私の傾向である。