明日からはまた天気は下り坂との天気予報。夕方からは傘も持ち歩いたほうがいいらしい。先ほどのニューでは、さらに感染拡大局面が濃厚になっている。
東京都の420名という数字の多さもさることながら、私は宮城県での171名という数字に驚いた。単純に人口比で換算すると東京都で1000名を超える数字と同等となる。171人のうち131人は仙台市ということなので、これも東京都に換算すると1600人を超す数になる。すでに緊急事態宣言の対象なのではないだろうか。
関東の1都6県や関西圏・太平洋ベルト地帯から、地方への拡大という新たな拡大局面ととらえないといけないのではないか。
聖火リレーなどというイベントの実施は私の理解を超えている。
風が少し強めだったものの、あまりに良い天気になったので、近くの市民の森のサクラを見に出かけた。
途中の市の住宅供給公社の団地前のソメイヨシノやヨコハマヒザクラを堪能しながら、市民の森へ。ここの市民の森はサクラもいいが、同時期に咲く赤い大輪のツバキ、紫の慎ましやかなヤマツツジもまた美しい。
家族連れでシートを敷いてお茶を愉しむ人々の数も談笑も昨年に続いて控えめ。それでも子供たちは十分に楽しんでいたようだ。
途中の公園内のレストハウスで自販機のお茶で一休みもできた。
レストハウスから見下ろす馬場では乗馬を愉しむ人もおり、温かい日差しのもとの散歩を十分楽しめた。
家に帰りつくまでは、約1万歩の散策であった。
午前中の作業は終了。作業といってもA4の用紙を裁断してA5を200枚ほど作成したことと、血圧の4週間分の数値入力など。
昨日から聴いているバッハの「平均律クラヴィーア曲集(全曲)」(スヴァトスラフ・リヒテル)の2枚目を聴きながら。
曲自体は朝の曲というよりも夜にしんみりと聴きたい雰囲気でもあり、作業も夜にものを考えるのにつかれたときにこなしたい作業である。
人は単純作業、繰り返しの作業を厭うことが多い。私は逆にこの手の作業は嫌いではない。否、好きなほうである。特に疲れた時や、ものを考えるのが面倒に思うとき、一人静かに行うのは気力の回復などにいい。宛名シールを封筒に貼り、紙を折り、封筒に入れ、糊付けし、仕訳するなどの作業は楽しいとおもうことのほうが多い。静かな音楽を聴きながらこなすとさらにいい。
作業が終わって、ウィスキーを一口飲んでゆっくり入浴して就寝。ある意味では幸せの一コマであるかもしれない。
大量のものを複数の人数でこなすこともまた大切である。こういう作業を共同ですると、一体感も生まれる。愚痴を言いながらこなす人、昔の楽しい思い出などを話しながらする人、もくもくと相槌も打たずにこなす人‥さまざまな性格も垣間見せる。こういう作業が始まると、どこかに消えてしまう人もいる。イライラするらしい。
私は一人でするときは、静かな曲を聴きながら、大勢でするときは黙って手を休めないでやってしまうほうである。人のことは気にしないようにしている。