Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

終日雨、家籠り

2022年10月05日 18時10分09秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日は結局一歩も外に出なかった。昨日行くのを忘れた眼科も本日は休診日。明日の午前中に行く予定を立ててみた。
 本日は、退職者会の文書整理と会員から送信された原稿・写真の整理、図書10月号を読了そして血圧などの一か月分の測定値の入力。

   

 さらに4年前の11月に退職者会の仲間と訪れた足尾銅山と出雲地方の旅で撮影した写真を2枚ほどいじくってみた。11月で紅葉が美しかった。



 作業中の音楽は、六角精児の「そのまま生きる」。曲目一覧は競馬新聞のようでもあり、見方によっては鉄道の時刻表のようでもあり、だが、下半分が途中で切れている。遊び心のようだ。その間にマンデリンベースのコーヒーを淹れでひと息。充実していたというのか、雑用に紛れていつの間にか暗くなったというべきか。

 明日は、引きこもりとはならず。午前中に眼科、午後は親の通院の付き添い、自分の右膝の治療でけいゆう病院へ。夜は都内で友人と会合予定。4つもこなすのは、結構つらいが止むを得ない。


「図書10月号」から 2

2022年10月05日 15時44分32秒 | 読書

 「図書10月号」を読み終えた。

・稀有の機縁に 「シリーズ中国の歴史」が完結して    岡本隆司

・森林浴で森も人も健康にしよう             今井通子
  この方がこのような活動をされているとは知らなかった。肩書は「森林セラピーソサエティ理事・国際自然森林医学会会長」となっている。

・科学的思考法を愛でる                 内田麻里香
 そういえば私が学生のころ、「ロゲルギスト」という集団名の科学エッセイがあり、いくつに目を通したことを思い出した。
科学的思考は、常識的な思考と異なる点が多いが、どんな学問分野にも特徴があり、ユニークな思考法をもつはずである。‥科学的知識だけでなん、科学的思考法の奇妙さを面白がってもらうための科学エッセイの普及という変化球に挑戦している‥。
 文句はつけたくないが、「科学的思考」そのものの説明が欲しいものである。「科学的思考」の周囲をぐるぐる回っているだけで、これでは理解できる人はいないのではないか。
 私は自分では「分析的思考」と定義しているが、では分析的とは何かと問われると説明できない。いつも自分が立ち止まり、どうどう巡りする地点である。

・現場                         谷川俊太郎
 漱石調  死に先立つものとして/詩がある/詩に先立つものとして/生があると考えた//生に先立つものは時だろう/時に先立つものはと考え/そんなものは何であれ/言葉の上にしかないと思った//・・・・」
「じん帯の解剖を出発点とする養老孟司さんや、ゴリラとともに生きる山極寿一さん、ひいては今読んでいる、かの漱石の「思い出すことなど」の文章に存在する抽象を許さないリアルな現場に、言葉にした現場のない詩を書く私は劣等感を抱いています。
 「思い出すことなど」、読み返してみるのもいい。

・「少年の街」を読んだ日のこと             磯部 涼

・物語に吹く風 挑戦短編小説選             斎藤真理子
 以前からこのエッセイの素材である岩波文庫の「朝鮮短編小説選」(上下2巻、1984年)は読もうと幾度も書店で背表紙を眺めては、都の時々の理由で購入していなかった。
 1920年代から40年代にかけて、戦前の短編小説のアンソロジーである。いつかは、いつかは、と思うばかりでなく実際に目を通したいものである。

今月号はこれにて読了。


本日より気温低下

2022年10月05日 10時51分08秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

      

 10時を過ぎたがまだ温かい。室内は26℃ある。午後からは気温が下がり、17℃になるらしい。昨日とは違って厚い雲が陽射しをさえぎり、気持ちが沈むほどに暗い。風はない。昨日の風が嘘のようである。先ほどまで出ていた雷注意報が解除になった。

 夕方には雨が上がると昨晩の予報であったが、本日の予報では日付が変わるまで降り続くとのことである。夕方にいつものとおりコーヒータイム&読書タイムと考えていたが、あてが外れた。

 午前中は退職者会の文書整理、午後からは読書タイム。「図書10月号」の続き。