Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

大雨・洪水・暴風・波浪警報

2017年10月22日 22時45分15秒 | 天気と自然災害
 22時には洪水警報が加わり、大雨(土砂災害・浸水害)・洪水・暴風・波浪警報、雷・高潮注意報となった。

 横浜市危機管理室のツィッターは【@yokohama_saigai】、ホームページは【http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/kikikanri/】

 避難勧告が出ている地域は、
・神奈川区栗田谷町28番地11~14
・西区境之谷の一部、西戸部町1丁目の一部
・中区石川町4丁目の一部、打越の一部、鷺山の一部、山手町の一部、北方町2丁目の一部、本牧町1丁目の一部、本牧満坂の一部、本郷町3丁目の一部、仲尾台の一部、山元町3丁目の一部、麦田町1丁目の一部、小港町1丁目の一部、山元町5丁目の一部、西竹之丸の一部
・南区井土ケ谷上町の一部、庚台の一部、清水ケ丘の一部、中里三丁目の一部、永田北一丁目の一部、永田北三丁目の一部、永田東二丁目の一部、永田南二丁目の一部、別所二丁目の一部、堀ノ内町2丁目の一部、南太田四丁目の一部
・港南区笹下一丁目の一部、笹下三丁目の一部、日野南二丁目の一部、日野八丁目の一部、野庭町の一部、上永谷二丁目の一部、芹が谷二丁目の一部、上大岡東二丁目の一部、日野中央二丁目の一部
・保土ケ谷区新井町の一部、岩崎町の一部、上菅田町の一部、権太坂二丁目の一部、坂本町の一部、瀬戸ケ谷町の一部、西谷町の一部、東川島町の一部、星川一丁目の一部、峰岡三丁目の一部
・磯子区岡村一丁目の一部、岡村二丁目の一部、岡村三丁目の一部、岡村四丁目の一部、上中里町の一部、下町の一部、西町の一部、杉田三丁目の一部、氷取沢町の一部、峰町の一部、上町7‐13
・金沢区朝比奈町の一部、釜利谷東三丁目の一部、大道一丁目の一部、大道二丁目の一部、高舟台二丁目の一部、東朝比奈一丁目の一部、東朝比奈三丁目の一部、西柴二丁目の一部能見台東の一部、六浦五丁目の一部、六浦東一丁目の一部、六浦東二丁目の一部、六浦南三丁目の一部、六浦南四丁目の一部、六浦南五丁目の一部、富岡西七丁目20、26番の一部
・戸塚区平戸三丁目の一部、上柏尾町の一部、柏尾町の一部、舞岡町の一部、戸塚町400番地代の一部、上矢部町の一部、上倉田町の一部、小雀町の一部、下倉田町の一部、
・栄区上郷町の一部、公田町の一部、小菅ケ谷二丁目の一部、小菅ケ谷三丁目の一部、庄戸五丁目の一部、田谷町の一部、長尾台の一部
・瀬谷区目黒町48、50、51 / 上瀬谷町2、5、6、54、56 / 竹村町31、32 / 中屋敷一丁目31~34、37~40 /
    本郷一丁目68~79 / 本郷三丁目44~46、48 / 瀬谷六丁目4、5、16、17 / 橋戸三丁目51、70 /
    北新15 / 阿久和東2丁目26番地

 避難場所等についても危機管理室のホームページに記載されている。

大雨・暴風・波浪警報

2017年10月22日 18時29分12秒 | 天気と自然災害
 18時20分過ぎに、大雨(土砂災害・浸水害)・暴風・波浪警報、洪水・雷・高潮注意報に切り替わった。これからかなりの雨・風となるようだ。
 18時40分には横浜市域南部の全域に土砂災害警戒情報が発令された。これに伴い、南部地域の避難準備、高齢者避難開始は避難勧告に切り替わっている。
 21時には、河川警戒のため避難準備・高齢者等避難開始が、都筑区の一部に出された。

●都筑区佐江戸町の一部/折本町の一部/川向町/大熊町の一部/池辺町の一部(河川)/川和町の一部/東方町の一部
●西区岡野一丁目1~3、6~13、15~20番地/北幸一丁目5~11番地/北幸二丁目1~7、9~15番地/南幸一丁目5、9~14番地/南幸二丁目1~21番地

パウル・クレー「破壊された村」

2017年10月22日 16時46分25秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 東京国立品大美術館ニュース「現代の眼625」にパウル・クレーの「破壊された村」(1920)を新たにコレクションに加え、その解説が掲載されていた。美術課研究員の三輪健仁氏の文章である。
 掲載されている作品をスキャナーで取り込んでみたが、実際はもう少し淡い色彩で、コントラストは弱い。なかなか印刷されたものに近い復元は出来ていない。
 私にはどこかで見たような既視感のある作品である。どこで見たかは記憶にない。1993年のBunkamuraザ・ミュージアムで開催された「パウル・クレーの芸術」展には出展されていなかった。
 「画面全体を覆う暗い色調、中央の黒い十字架を掲げた教会、右へ、左へ傾いたいくつかの白い建物、そして「破壊された村」という題名など、この作品に戦争の記憶が反映している」との指摘。
 「クレーの制作は‥幾何学的形態を組み合わせたりすることから始まり‥制作がある段階に達したときに、それらの抽象的な形や公正が、具体的なイメージへと「変化」する、その瞬間を捉えようとするのがクレーの造形手法です」
 「この作品においては、たとえば円は、時に「赤い太陽」に成るし、ときに「灯火の消えた蝋燭が載る燭台」に成る。‥矢印は「↓」を向けば、画面の陰鬱な調子を倍加させる否定的運動を示す記号と成る一方で、「↑」を向けばなんと、矢印は枝を増やして生育し、樹木になる。」
 「破壊と創造、過去と未来。画面に現れるさまざまな形や色が、変化のただなかに置かれていることに気づくと、暗い破滅の調子を帯びたこの作品世界のあちこちに、生成の予感がほのかに浮かび上がってきます。」
 またクレーのことばが引用されていた。「この世では私を捉まえることはできない。なぜなら、私は死者たちのもとに、そして未だ生まれていない者たちのもとに棲んでいるのだから」。

 私は、左上の角を中心とした四分の一の円弧上に並ぶ、赤黒い太陽、消えた燭台、黒い樹木に注目した。破壊され生命が失われ、太陽も暗く鈍く光るようになった世界の一番下部に黒く焦げたような樹木、十字架も光を失い黒く焦げたように描かれている。救いの見えない沈鬱な画面の中で赤味(ピンク)の教絵がほのかに燐光のように自ら発光しているうに右上の向かう山の稜線のみに温みを感じた。燭台の皿の青・蝋燭の白と対照的な暖色にほんのわずかな救いを描いたのかと感じた。あるいは「安易な救い」など信じない姿勢を示したのかもしれない。

 パウル・クレーの作品にいつも惹かれる私としては、是非ともこの作品を見に行きたいものである。

横浜市に「避難準備、高齢者等避難開始(土砂災害)」(15時)

2017年10月22日 15時40分46秒 | 天気と自然災害
 12時半ごろに洪水注意報が加わり、現在は大雨(土砂災害、浸水害)警報、洪水・強風・雷・波浪注意報になっている。

 レインアイよこはまの画面を見ると、横浜市域全体に広がっていた雨の区域の中に、時間雨量換算50ミリの区域が見える。
 先ほど横浜市から「避難準備、高齢者等避難開始(土砂災害)が発令された。対象地域は、以下のとおり。

●鶴見区上末吉一丁目の一部、下末吉五丁目の一部、北寺尾一丁目の一部、岸谷三丁目の一部、獅子ケ谷三丁目の一部
●西区境之谷の一部、西戸部町1丁目の一部
●中区石川町4丁目の一部、打越の一部、鷺山の一部、山手町の一部、北方町2丁目の一部、本牧町1丁目の一部、本郷町3丁目の一部、仲尾台の一部、山元町3丁目の一部、麦田町1丁目の一部、小港町1丁目の一部、山元町5丁目の一部、西竹之丸の一部
●南区井土ケ谷上町の一部、庚台の一部、清水ケ丘の一部、中里三丁目の一部、永田北一丁目の一部、永田北三丁目の一部、永田東二丁目の一部、永田南二丁目の一部、別所二丁目の一部、堀ノ内町2丁目の一部、南太田四丁目の一部
●港南区笹下一丁目の一部、笹下三丁目の一部、日野南二丁目の一部、日野八丁目の一部、野庭町の一部、上永谷二丁目の一部、芹が谷二丁目の一部、上大岡東二丁目の一部、日野中央二丁目の一部
●保土ケ谷区新井町の一部、岩崎町の一部、上菅田町の一部、権太坂二丁目の一部、坂本町の一部、瀬戸ケ谷町の一部、西谷町の一部、東川島町の一部、星川一丁目の一部、峰岡三丁目の一部
●磯子区岡村一丁目の一部、岡村二丁目の一部、岡村三丁目の一部、岡村四丁目の一部、上中里町の一部、下町の一部、西町の一部、杉田三丁目の一部、氷取沢町の一部、峰町の一部
●金沢区朝比奈町の一部、釜利谷東三丁目の一部、大道一丁目の一部、大道二丁目の一部、高舟台二丁目の一部、東朝比奈一丁目の一部、東朝比奈三丁目の一部、西柴二丁目の一部、能見台東の一部、六浦五丁目の一部、六浦東一丁目の一部、六浦東二丁目の一部、六浦南三丁目の一部、六浦南四丁目の一部、六浦南五丁目の一部
●港北区大曽根台の一部、鳥山町の一部
●緑区寺山町の一部、三保町の一部、北八朔町の一部
●都筑区大棚町の一部、勝田町の一部、池辺町の一部、早渕三丁目の一部
●戸塚区平戸三丁目の一部、上柏尾町の一部、柏尾町の一部、舞岡町の一部、上矢部町の一部、上倉田町の一部、小雀町の一部、下倉田町の一部
●栄区上郷町の一部、公田町の一部、小菅ケ谷二丁目の一部、小菅ケ谷三丁目の一部、庄戸五丁目の一部、田谷町の一部、長尾台の一部

なお、対象区域の詳細については、こちらでご確認ください。
【⇒こちら
(港南区上大岡東二丁目の一部、日野中央二丁目の一部、戸塚区下倉田町の一部の詳細については、各区役所にお問い合わせください。)


★15時30分に次の区域も加わった。

●泉区の和泉町7510番地の一部

★16時45分に次の区域も加わった。

●戸塚区戸塚町400番台の一部

★次の個所が避難準備、高齢者等避難開始区域に加わった。
●青葉区柿の木台の一部

「現代の眼625」

2017年10月22日 13時53分38秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 東京国立近代美術館ニュース「現代の眼625」が家にとどいていたのだが、あわただしさに紛れて開封もしていなかった。表紙の作品は辻清明「信楽大合子 天心」(1970)。目をとおしたのは、
・「辻清明の宇宙について」   森孝一
・「辻清明の収集品」      藤森武
 以上2編は「工芸館開館40周年記念特別展 陶匠 辻清明の世界-明る寂びの美」(2017.9.15~11.23)関連の文章。
 辻清明の文章が引用されている。「(信楽の)荒ぶる山土は強靭な焼きものとなり、あたかも地球の奥深い内部に吹きあげるマグマの強烈な炎に溶融凝固する火成岩のようではないか!と思わせた。そしてまた、人類の原風景の中に想いを馳せたとき、気の遠くなるような『時』の累積に生成された土の塊が私の手から発信し、『天心』のかたまりとなった。内なるものをえぐり取っていく作業の中でも、私はひとつの自分の地底宇宙と、同化していくように思えた。それはとてつもなく激しい窯炎を喚び、火口に吸い込まれた空の嵐が厳然と、黙した土塊と戦いぬいた“かたち”となった。」

・「パウル・クレー《破壊された村》」         三輪健仁
 東京国立近代美術館の新しい収蔵品の紹介から。(別掲)



・「描くべきものを恵萼-中村不折《廓然無聖》」    古舘燎
 これは何とも不思議な作品である。油彩画で、ぱっと見は西洋のキリスト教絵画を思わせる。聖人が世俗的な王の前で奇跡的な何かを起こしかけている場面であってもおかしくない。頭に後光が射している。
 しかし場面は「梁の武帝がね自分は寺を建て、僧を得度し修行させたが、どのような功徳があるかと達磨大師に訪ねたところ、達磨は「功徳無し」と答えた。‥武帝が問うと、達磨は「廓然無聖(かくねんむせい、からりとした虚空のように、聖なるものも何もない状態)」と答えたという。確かに緊張感のある画面ではある。しかしこの文章でも記してあるが、達磨はこちら向きに立っており、武帝を背に立っている。これなどはとても行儀の悪い立ち位置である。
 不折はフランスのアカデミーの歴史画家ローランスに師事しその影響が大きいそうだ。人体表現などは評判がいいようなものの、構図に難があると当時から言われていたとのこと。しかし論者は「達磨の身体が観者側に向けられていることが意図的であるとするならば、「廓然無聖」と説く達磨の眼は、梁の武帝のみならず、当時の画壇、あるいは私たち観者にも向けられているのではないか‥」と記している。

横浜市域に大雨警報

2017年10月22日 11時13分02秒 | 天気と自然災害


 横浜市域には10時20分過ぎに大雨警報に切り替わった。現在出ているのは、大雨(土砂災害)警報と強風・雷・波浪注意報。
 警報が出た頃には時間換算雨量で20ミリほどの雨の区域が拡がっていた。このような雨の区域が次々に相模湾から北上している。当面やみそうもない雨である。
 現役の頃の職場は今ごろ、災害配備で人が集まっている最中であろう。

 以前にも選挙と台風が重なったことがあった。開票作業にも私の職場の職員がかなり動員され、本来業務の災害対応に支障が生じかねない事態となった。開票事務が始まると途中で退場は出来ない。
 労働組合としても、肝心の災害対応に支障の出る選挙事務応援にあまり人を取られないように、選管や区や申し入れろと交渉相手の〇〇局にかなり強く申し入れたが、選管や区からはなしのつぶてであったことをおぼえている。中田宏が市長のときであった。
 「開票事務」は確かに大切であるが、即日開票にこだわるのは、マスコミと政治家でしかない。「迅速な」が独り歩きして、自治体にとってはもっとも大切な「災害対応」に影響が出ては本末転倒である。さいわいその時は被害が出ることはなかった。「迅速な選挙事務」という受けばかりが至上命令となり、だれも文句が言いにくい状況であった。しかし自治体業務というのは、政治家の売名のための仕事をしているのではない。そのことの伝わらないもどかしさを嫌というほどあの人の任期中は味わった。二度とあのような市政が出現しないように思う。


秋刀魚焼く

2017年10月21日 23時38分48秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 2時間ほど前から雨が上がっている。ただし次の雨の区域はすでに三浦半島に罹っており、南から北へ移動している。まもなく雨が降り出す。明日・明後日と両日とも雨に降り込められそうである。

 退職者会ニュースの原稿の印刷所への入稿は30日の予定なので、特に慌てる必要はない。本日の会議は無事終了したので、明日はのんびり読書三昧か、惰眠をむさぼるか、蛭から沖縄で購入してきた泡盛を飲むか、好き勝手に時間を過ごしてみる予定。本当はサンマの塩焼きでも食べたいのだが、本日サンマの美味しそうなものがスーパーになかった。脂ののりの良くなさそうなものばかりだったので購入しなかったが、ちょっと反省。多少のことには目をつぶっても購入しておけばよかった。

★秋刀魚焼く匂の底へ日は落ちぬ      加藤楸邨
★荒海の秋刀魚を焼けば火も荒ぶ      相生垣瓜人


 第1句、庭で七輪でも使って秋刀魚を焼いているのであろうか。台所から秋刀魚の匂いが漂ってきているのであろうか。秋刀魚の食欲をそそる匂いの立ち込めるあたりに夕日が当たる光景。一日の終りのホッとした気分を受け取った。第二句集「颱風眼」所収。どこか充実した生活と第一句集「寒雷」後の緊張が解けたのだろうか、おおらかな、そして温みを感じる句ではないだろうか。
 第2句、第1句とは違って激しい句だと思う。秋の台風の前後の荒れた海と、秋刀魚を焼くときの秋刀魚の脂に火がついた時の激しい炎とを二重に見ている。秋刀魚の経てきた激しい生が、焼かれるときの炎に反映するのであろうか。このような対比は私には新鮮であった。最後の「火も荒ぶ」の締まりがいい。


期日前投票

2017年10月21日 17時47分11秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 明日・明後日は風雨がひどくなりそうなので、今のうちに買い物に付き合ってほしいと請われ、荷物持ちで雇われた。報酬はコーヒー1杯。
 スーパーの傍には区役所があるため、期日前投票を済ませた。投票でビックリしたのが、300人ほどの列。約30分はかかるという。期日前投票でこんなに並んだのは初めての経験である。会場はいつもと同じ決して広くはない会議室のため、国民審査を含めてそれぞれ一つの投票箱。投票用紙の交付も各1個所。受け付けは4人であったが、やはりなかなかスムーズにはいかない。記載台の前にも数人が並ぶ状況。
 これが投票率アップにどのようにつながっているのかはわからないが、もしも期日前投票がこのように多いと、対策を考えなくてはいけなくなりそうである。費用対効果を考えるとこれ以上の人数を期日前投票所に常駐させるには決断が必要でもある。
 今回の総選挙が果たして、この期日前投票の「盛況」とどう関連するのだろうか。

 傘をさしながら重い荷物をもって、コーヒー1杯の幸せをかみしめながら帰宅。早めの夕食を済ませ、これから夜の会議の準備である。

台風21号

2017年10月21日 13時16分53秒 | 天気と自然災害
 台風21号は「超大型」で「非常に強い」という分類になるようだ。
【台風の大きさ】
台風に伴う風速15m/s以上の領域の半径を基準にして次のように決める。風速15m/s以上の半径が非対称の場合は、その平均値をとる。
・大きさ  風速15m/s以上の半径     (表現しない)  500km未満
                    大型:(大きい)  500km以上 800km未満
                超大型:(非常に大きい)  800km以上

・強さ  最大風速   (表現しない)  33m/s(64ノット)未満
            強い     33m/s(64ノット)以上 44m/s(85ノット)未満
            非常に強い  44m/s(85ノット)以上 54m/s(105ノット)未満
            猛烈な    54m/s(105ノット)以上



 今のところ横浜では被害が出そうな雨・風とはなっていないが、台風の進路予想では関東地方は直撃である。


横浜に大雨・強風注意報だが‥

2017年10月21日 12時30分33秒 | 天気と自然災害
 横浜市域には11時20分過ぎに、大雨・強風注意報が発令された。風は団地の中では無風状態に近いが、時間雨量に換算して5ミリ未満の雨が絶え間なく降り続いている。
 雨の降る音は聞こえないが、ベランダにある雨水排水管を流れる雨の音が雨の降っていることを知らせてくれる。
 注意報が出るような雨・風とは思えないが、これから長く降る続くことを考えるとやむを得ないのかと何となく納得。

 横浜地方気象台の情報を神奈川新聞が報じている。⇒【http://www.kanaloco.jp/article/285707
 明日の投票日は激しい雨となるようだ。

 ようやく夜の会議の資料が出来上がった。あとは印刷するだけとなった。

 昼食とティータイムはのんびりとできる。



なるせ美術館

2017年10月20日 23時51分11秒 | 山行・旅行・散策
 明日午前中には何とか明日の夜の会議の資料は出来上がりそうである。というか出来上がらなくてはならない。本日は成瀬美術館まで行ったのが原因で間に合わなくなったのではまずい。
 本日雨があがったので行ってきたが、開催日が22日までなので、本日を除くと明後日22日しか行く日が無かった。強い風雨の中成瀬まで行くのはしんどい。
 成瀬駅、初めて下車した。駅前の大きな高いマンションとその背後に戸建ての住宅街が拡がるベッドタウン。静かで落ち着いた雰囲気であった。
 横浜市緑区に接しているが、自由民権運動の盛んであった東京都町田市である。美術館といっても一軒家のような小さな美術館である。喫茶店でもせ併設されていれば、気持ちのいい時間が過ごせそうな場所にあった。

   

井上雅之展「光の貌」

2017年10月20日 23時18分33秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は新月。といっても星も月もまったく無縁の厚い雲に覆われている。台風の影響もあり、太陽が顔を出すのは、週間予報によれば24日(火)までまだなければならない。

   


 午後雨が上がったので横浜線の成瀬駅(町田市)の「成瀬美術館」に出向いた。先週このブログで紹介した「井上雅之展『光の貌』」を見てきた。
 これまで独特の紫が気に入っていた。深い紫の色調にちょっと添えられた黄色が光の乱反射のシンボルのようで、惹かれていた。それに加えて、昨年から青緑色を背景とした明るい作品が見られるようになった。この色もまたじっと見ていると吸い込まれるような気がする。見ていると紫とは違った意味で、心の中に入り込んでいく。そして楕円のかたちをした黄色とやはり乱反射のシンボルのように添えられた黄色が、強過ぎず、弱すぎずにおさまっている。
 気分的には展示室の真ん中に心地よいソファが欲しくなる。そこで寝入ってしまいたい誘惑に駆られた。

野分

2017年10月20日 11時01分12秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 野分とは「秋の暴風」のことで野の草を吹き分ける意。現在では台風のことと混同しているようだが、本来は二百十日前後(9月1日あたり)に襲来するものをいうらしい。今ではその時期的な峻別がおろそかになっているようだ。

★野分の馬打つて馬よりかなしきらし     加藤楸邨

 この句、1948(昭和二十三)年から1952(昭和二十七)年までの句をおさめた「山脈(やまなみ)」収録されている句。多分1952年の句と思われる。前後には「路地の奥の海を過ぎたる冬の帆よ」「蓑虫の首ふるまつたく世は寒し」「マンホールの底より声す秋の暮」が並んでいる。
 この年は寒い秋であったのだろうか。あるいは作者の心象がことのほか寒さを感じさせたのであろうか。戦後も続く貧しい生活と身に染みる寒さが二重露光の写真のように重なって、イメージをつくる。打たれる馬は哀れであるが、身内のような馬を打つ悲しみが写真の印画紙に滲み出てくる。「らし」という推量は、「悲しいと思っていると思う」という願望も匂ってくる。むやみに馬を打ってほしくないという思いにつながる。
 かといってこの句が過酷な労働に対する「告発」の句かというとそのようなものでもないと思う。「らし」によって淡々とした作者の観察眼が窺える。

秋の長雨

2017年10月19日 23時49分16秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 雨がまだ音を立てて降っている。レインアイよこはまを見るとまもなく雨はあがるようにも見えるが、西から雨の区域がまた迫っている。そして明日の昼迄は降り続く予想になっている。

 秋の長雨ということばもある。だが、関東地方でこんなにも雨が続く秋というのも珍しいような気がする。

★秋雨やともしびうつる膝頭     小林一茶

 膝を抱えて、暖炉の傍にでもいるのであろうか。父親の最後をみとった後の句。どこで作られたのか。義母や義弟との遺産争いの最中の句と思われる。みずからの行末が定まらない不安の句なのだろうか。


ショパン「ノクターン全19曲」

2017年10月19日 20時59分16秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
   

 本日の午後からはルービンシュタインの演奏でショパンのノクターン全19曲を聴いている。録音は1965年。
 ルービンシュタインのピアノは旋律が浮き上がって聴こえる。聴きやすい。かといって伴奏と旋律が別物には思えない。伴奏の音の中に旋律が埋没してしまうようなことがない。

 本日のような秋の寒い雨の日には聴きたくなる曲である。