Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

校正刷り完成

2023年11月09日 20時14分04秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 退職者会ニュースの校正刷り、いくつか訂正をお願いして完成。今月号も少しだけ時間的ゆとりを残して完成できた。出来上がり、納品は20日(月)。毎回、隔月のことであるが、校正刷りが完成するとホッとする。8年経っても変らない。

 化膿していた個所の痛みは感じなくなっている。もっとも痛み止めを正午に服用したのがまだ効いているのかもしれない。

 今晩はお風呂に入れないし、明日午前中にまた受診。しかも午後には整形外科でヒアルロン酸注射である。
 整形外科の注射の後は防水仕様の絆創膏を貼って入浴しているが、今回の切開の部分に防水仕様の絆創膏を貼ることができれで、入浴しなくともシャワーを浴びることはできる。明日の午前中の診察次第である。


化膿個所の切開

2023年11月09日 14時05分35秒 | 病い

 本日、皮膚科で化膿個所を切開してもらい膿を出してもらった。化膿している患部に麻酔注射をしたので、針を刺した時はとても痛かったが、すぐに痛みは消えた。
 わずか10分もしないで治療は終了。化膿止めの薬を再度処方してもらい、明日また診察に来るようにといわれた。本日の入浴は厳禁とのこと。暑い盛りではなく、涼しくなりかけの時期で助かったと思う。正午ちょうどに家にもどることができた。

 昼食後は、昨日届いていた退職者会ニュースの初校の訂正のお願いのメールをしてひと段落。これよりひと休み。

      

 


バーベキュー疲れ

2023年11月08日 21時37分15秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

         

 18時半過ぎには帰宅したものの、着替えるとそのまま寝てしまった。1時間ほど前にようやくベッドから抜け出してきた。しかし眠い。剥いてくれた柿をひとつ食べて、いつもの薬を服用してからの熱い麦茶が美味しかった。

 昨日の荒れた天気がすっかり去って、気持ちの良い、暑いくらいの陽気になった。
 小田急線渋沢駅からバスに乗り、終点がバーベキュー場で、きれいに整備されていた。
 紅葉は始まったばかり、秋の花もまだ残っており、芒が見頃であった。
 20名程で12時から2時間のバーベキュータイム。とても酔いがまわった。食べきれないほどの肉やおにぎりなどは持ち帰り。
 小田急渋沢駅で、温泉グループと帰宅グルーブ、二次会グループその他に分かれ、私は二次会グループ。その他で小田原にまで買い出しに向かった仲間もいた。

 本日は明日、皮膚科で腫物の切開があるので、早めに入浴して就寝。

 


丹沢でバーベキュー

2023年11月07日 23時14分05秒 | 山行・旅行・散策

 明日は丹沢でのバーベキュー。退職者会のイベントである。カメラを持って取材とそして私自身も楽しむために参加することになった。昨年に続いて第2回目であるが、私は昨年は小児が重なり参加できなかった。
 9時前には家を出て、集合駅に10時まで。
 紅葉はどうなっているであろうか。まだまだと思われるが、兆候はあるはずだ。あるいは高温の影響で葉が日焼けして散ってしまっているだろうか。興味は尽きない。

 本日の強風は治まり、明日はいい天気のようである。体に出来た腫物がだんだんひどくなっている。触れるととても痛い。人と接触すると痛みで飛び上がってしまう。痛み止めも持参することにした。本は読む時間は確保できないので持参しない。

 しかし明日は立冬である。この暖かさはなんということなのだろうか。

 


生暖かい湿った空気

2023年11月07日 20時43分57秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 横浜では最高気温は27.3℃まで上がった。11月の観測史上の最高気温だったという。
 強い風と生暖かく湿った空気に纏わりつかれながら、歩いて神奈川大学の六角橋キャンパスへ。
  目的の新書本2冊は注文せずとも店頭に並んでいたので、その場で購入。文具や食料品などは18時まで営業しているが、書籍部だけは15時半に店を閉めてしまう。これが難点と言えば難点。

 新書とはいえ厚めの2冊と、上質紙で厚く、図版の多い「バロック美術」の合わせて3冊は重い。その鞄を抱えてバスで横浜駅へ。いつもの安い喫茶店が満席だったので値段の高い喫茶店でコーヒータイムと若干の読書タイム。
 昨日までに「バロック美術 西洋文化の爛熟」(宮下規久朗)の「はじめに」を読み終わり、第1章「聖 カトリック改革とバロックの舞台」の2/3を読み終えた。


強風・波浪注意報

2023年11月07日 13時05分43秒 | 天気と自然災害

 横浜でも7時台に25mの最大瞬間風速を記録している。昨晩日付が変るころから強まった風は今も衰えていない。南風でたっぷりの湿気を含んでいる。室内でも窓を開けたら湿度計が85%近くを示した。慌てて窓を閉め、洗濯物を干すための乾燥器をしばらく動かし、70%ほどまで下げた。雨は昨晩からほとんど降らなかった。
 現在強風・波浪注意報が出ている。雷注意報は解除になった。
 昼前から太陽が顔を出している。いっそう暖かくなり、正午に26.3℃にもなって夏日となっている。まだまだ上がりそうである。

 午前中は今度は退職者会の私の属するブロックのニュースの作成。こちらは全体向けのニュースとは違い、A4両面なので記事の量は1/4で済む。おもて面は本日中に一日で仕上げてしまいたい。

 14時ころに外出予定。神奈川大学の生協経由で横浜駅付近で読書タイムとしたいところである。


プラタナスの落葉とオナガ

2023年11月06日 20時44分52秒 | 近くの自然

 朝はオナガの美しいとは言い難いつがいの鳴き交わしで目が醒めた。いつものように北側のプラタナスで営巣するらしい。なれればかわいいものである。朝出かけるときに気がついたが、玄関前の道路が濡れていた。目が覚める前に少し降ったらしい。
 体に腫物が出来て化膿、痛いので皮膚科に出向いたら、もう2~3日経ってから切開をして膿を出し切ったほうが良い、といわれ化膿止めを貰ってきた。木曜日の午前中に再度行くことにした。
 いったん帰宅、しかし腫物の付近に弱い痛みがあり、読書には集中できなかった。別途痛み止めを服用し、1時間ほど昼寝。よく眠れた。

 家の前ではプラタナスの枯葉がバサリバサリと例年のように大量に散らばり、ようやく秋が深まった様相になってきた。しかし気温は25℃ほどもあり、体を動かすとジワリと汗が出てくる。
 夕方再び出かけようとしたら、また道路が濡れていた。家にいてもまったく気がつかない程度の雨が再び降ったらしい。

 親と3人で横浜駅で食事。その後、親と妻は食材の購入でスーパーへ。私はしばらくあたりをぶらぶらしてから合流。往復タクシーで帰宅。それなりに贅沢をさせてもらった。


図書11月号から その2

2023年11月06日 14時56分32秒 | 読書

 昨晩から今朝にかけて読んだのは、次の4編。

・田村義也さんの誤解      山田裕樹

・書店と私③          近藤ようこ

・揺れる写真          竹内万里子
(写真は)たった125分の1秒、あるいは250分の1秒ほどの光が刻まれただけにもかかわらず、思いがけず人の心を深く揺さぶりね眠っていた思考を喚起することがある。
木村伊兵衛はつねに市井の人々とその暮らしをカメラで捉え続けた。沖縄においてもそのまなざしの質が大きく変わることはなかった。‥画面(1936年の「那覇の市場 本通り」)に登場する一人ひとりの人物の歩み=時間の流れが幾重にも重なり合い、一枚の写真であるにもかかわらず、まるで長回しの映像をみているような感覚になる。(満州事変からの戦時体制の移行、沖縄での風俗改良運動(方言撲滅・改姓改名運動などの同化政策、米軍の沖縄上陸と地上戦での20万人の犠牲を経て木村の撮影した写真を見ると)その後沖縄を襲った戦火。写真の中にいる一人ひとりの行く末と、写真を見る私たちのこれから。それぞれの時の流れは決して一致することがないだろう。写真はたった一つの像を結ぶことなく、私たちの目の中で永遠に揺れ動く。

・花の種            柳 広司

 昨日引用を忘れた個所があった。

・出会い            新川 明
「沖縄ノート」の印税の一部は、沖縄で新劇運動を続けてい入る大江と同世代の幸喜良秀が主催する演劇グループ「創造」の稽古場整備資金としても贈られた。大江自らは語ることはない沖縄の文化運動への知られざる支援が買ったことは関係者以外に知る人はいない。大江は「沖縄ノート」について「三十歳の時に初めて沖縄を訪れ、幾度か再訪した後、「沖縄ノート」を書きました。強く感情的な-倫理的な、ともいわねばなりません。本土で生きてきた小説家は、打ちのめされていました-思い入れにかりたてられながら、持っていた力はすべて投入したのです。しかしあの時の年齢の二倍を越えるまで生きて、思い出す悔いの残る本になりました。」私は末尾の「思い出すと悔いの残る本になりました」という言葉の「謎」を、どうしても解くことが出来ないでいる。

 今月号はこれで終了。


木星を見上げて・・・・

2023年11月05日 22時55分31秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 1500歩ほどの夜のウォーキングを今済ませてきた。曇りで星は見えないかと思ったが、木星の周囲は雲がなく、マイナス2.6等程と非常に明るく目立っている。

 木星の衛星をはじめて観測したガリレオの名にちなんだガリレオ衛星といわれる4つの衛星がある。4つはイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストと云われる。
 私が中学・高校生の頃は小遣いを貯めてやっと購入した5cmから10cmの天体望遠鏡を使ってこの4つの衛星の動きを追うことが流行っていた。この外に表面、特に大赤斑のスケッチなどに精を出した友人もいた。
 いまでは人工衛星の接近で鮮明な画像が手に入り、イオには、活発な火山活動が見られ、エウロパは氷に覆われ、内部に海が存在するといわれ、ガニメデは水星よりも大きく、内部に海があるかもしれないといわれ、カリストでは地質変動がほぼなく、古い物質が残っていると言われている。
 さらに大赤斑の消長、彗星などの小天体の衝突映像、大気の流れなど話題は豊富である。生命の存在の夢も掻き立てられている。観測に携わる夢もまた大きくなってきている。

 そんなことを思い出しながら、わずか10分程のウォーキングを終えた。外は意外と暖かかった。

 明日から天気が崩れるとのこと。午後からは晴れるとの予報である。夕食は親を連れて外食予定。店の予約をした。

 


「図書11月号」 その1

2023年11月05日 20時01分31秒 | 読書

 本日の午前中は岩波書店の広報誌「図書11月号」に眼を通していた。11月号は「追悼 大江健三郎さん」という特集号。
  本日読んだのは次の8点。

・【表紙】カストロ            杉本博司

・大江さんからの手紙          筒井康隆

・光り輝く緑の大樹           山内久明

・出会い                新川 明

・水曜日のレッスン           田村久美子

・ラスト・ピースまで          山登義明

・大江さんの笑顔            カンタン・コリーヌ

・大江健三郎エッセイ・評論集全42冊  尾崎真理子
 既に周知のことではあるが、あらためて確認しておくこととして。
海外で最も知られる代表作「個人的な体験」(1964)と、ロングセラー「ヒロシマ・ノート」(1965)はまるで相貌を異にした双子ともいえよう。〈おそらくは広島こそが、ぼくの一番基本的な、一番硬いヤスリなのだ。広島を、そのように根本的な思想の表現とみなすことにおいて、僕は自分が日本人の小説家であることを確認したい。〉両体験を経て青年作家は、生活の内実を備えた市民となる。文学と同時代の現実、両領域へのいっそう深い角度のコミットメントもここから始まる。
 


世界平和アピール七人委員会「イスラエルはガザへの攻撃を直ちに中止すべきである」

2023年11月05日 15時31分19秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 いつものように「世界平和アピール七人委員会」のアピールをそのまま転載します。

            アピール「イスラエルはガザへの攻撃を直ちに中止すべきである」
                                                                      2023年11月4日
                                            世界平和アピール七人委員会       
                                              大石芳野 小沼通二 池内了 池辺晋一郎
                                              髙村薫 島薗進 酒井啓子       

私たちは、イスラエルの非人道的な完全封鎖の下でパレスチナ人が住むガザに対しておこなわれているイスラエルの連日の空爆と地上からの攻撃によって、多数のパレスチナ人が殺され傷つけられていることに、深い悲しみとともに強い憤りを覚えている。イスラエルは、ハマスのテロ行為に対する自衛だと主張しているが、多数の子どもたちを含むパレスチナの人々を無差別に殺し傷つける行動を正当化することはできない。

元来、パレスチナの地には、宗教や出自が異なる多様な民族が共存していた。1948年にこの地にイスラエルが建国して以来、多くのパレスチナの人々が生活してきた土地から追い出され、基本的人権を無視された難民となった状態が75年も続いてきたことを忘れるべきではない。ガザ地区に生きるパレスチナ人たちは、狭い地域に閉じ込められ、厳しい検問や監視のもとに置かれ、度重なる攻撃によって苦しんできた。ガザが「天井のない監獄」と言われる状況にあることは、世界に広く知られている事実である。

今回、ガザの隔壁を越えて行われたハマスの攻撃に際しての民間人殺害や人質作戦は決して許されるものではない。しかし、その報復だというイスラエルのガザへの総攻撃が、子どもたちを含む多数のパレスチナ人に死を強要していることは明らかであり、人間として、決して正視できないジェノサイドに等しい。パレスチナ人もイスラエル人と同じ人間であり、パレスチナ人を非人間のように扱うことは許されない。

暴力に対して暴力をという報復の連鎖では、何らの解決にならないということは、人類の歴史を見れば明らかである。パレスチナ人にも、あらゆる迫害・殺戮から解放され、安全に暮らす人間としての権利がある。

私たちは、10月26日の国連緊急特別総会で採択された決議「民間人の保護と法的・人道的義務の遵守」を支持する。イスラエルとパレスチナ双方の当事者に、人類社会の多様性を認め、真の「人間同士」として、その尊厳を尊重し合い、武力に頼らないで相手と対話をすることを求める。それは当該地域の長期的な平和のために、大きな一歩を踏み出すことになる。

私たちはまた、日本政府を含む世界各国の政府がそのために積極的な支援を行い、貢献することを心から望んでいる。とりわけ平和憲法をもち、中東地域諸国と長年、友好関係を培ってきた日本政府は、多くの生命が失われ、多くの人々が日々苦しむ現在の当該地域の事態から目をそらすことなく、人道的な観点を尊びつつ平和のための支援に最善の努力を行うことを求めたい。
                                                              (https://worldpeace7.jp/)
 


夜の散歩

2023年11月04日 22時35分18秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 夕方購入した文具類の整理と収納が終了。3連休なるものの2日が終った。明日も天気は良いようだ。月・火と雨が降る予想だが、気温の予想は25℃もある。
 私は8日(水)が晴れることを祈っている。丹沢で退職者会のバーベキューのイベントがある。カメラを持って取材である。

 これより軽く2000歩ほど夜の散歩をしてから寝るための準備。現在明るく輝く木星の下を歩いてくる。本日のウォーキング歩数は8000歩になる見込み。

 


雨月物語「蛇性の淫」読了

2023年11月04日 21時08分02秒 | 読書

 15時過ぎにバスにて横浜駅まで出向いた。バスの中で購入しなければならない文具をいくつか思い出した。
 家電量販店の文具売り場、100円ショップ、山の用品店をまわり、ここ数か月購入を忘れていた文具などを購入。疲れて喫茶店で一服。読書をするゆとりはなかった。

    

 帰宅後、雨月物語の「蛇性の淫」を読み終えた。
 「蛇性の淫」は源氏物語の情景描写なども援用しながら、著者の博識がさえている。同時にさまざまな中国や日本の古来の物語を使いながら新しい物語を作り上げる構想力にはいくら解説で指摘があっても脱帽というか、追いつけないものがある。
 同時に女性の側の情念の強さを描き、男の回生の物語りである。しかし男の回生も男性性を捨てることで生き延びる物語である。その上、蛇に取りつかれた女性は個性など発揮する前に死を迎えてしまい、存在感はまったくみせない。
 現代の視点から見ると物足りない人物造形ではあるが、しかし近代の小説に通じる男女の情念の物語のような気がしている。具体的な評論をする力はないが、そんな印象を持った。
 


ダラダラ気分とたたかう

2023年11月04日 14時57分56秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日は連休の真ん中、出かけても混雑が予想され、出かける気力が湧いてこない。朝から「パロック美術」と雨月物語の「蛇性の淫」、および蕪村の俳句などをめくりながらどちらかというとボーッとしている時間のほうが長い。

 いつものとおり、週末・連休というのは、私にとっては実にダラダラとした非生産的な時間である。これではいけないという気分と、もっと家でボーッとしていたいという気分が、体の中でぶつかり合っている。

 雲が多くなり、風が少しばかり出て来たと同時に、少しは外に出かけたほうが良さそうな気分になってきた。
 これより思い切ってぶらぶらと散歩に出かけてみることにした。

 


明日から「バロック美術」(宮下規久朗)

2023年11月03日 22時43分05秒 | 読書

   

 明日から読み始める本は「バロック美術 西洋美術の爛熟」(宮下規久朗、中公新書)。年内に読みたい美術関係の本がこの本を含めて4冊、おくのほそ道関連の本が1冊あるが、読み終えることが出来るか、自信がない。
 とりあえずこの本をまず読み終えたい。2冊はまだ神奈川大学の生協に注文していなかった。今月中に注文しに行かなくては11月中に手に入らないと間に合わない。。
 日本美術関係の本もしばらく読んでいないので読みたいが、手ごろなものが最近は刊行されていない。来年に期待しておきたい。