見事やられましたね。だって、冒頭のシーン、妊婦を心配する男、男に感謝する妊婦、そして、、。
ミステリーって、昔は伏線といったものがあったよね。今はところどころ伏線を張っているのは本格ミステリーであって、筋だけでどんどん突進していくのが最近のミステリーであるらしい。だから、読者への挑戦なんていう儀式も必要なくなっているらしい。伏線を用意していないから読者と作者はがっぷり四つじゃないわけだ。
この . . . 本文を読む
それにしても、会話の機関銃が続くことよ。アメリカとフランスの文化論といったものが日常会話でまくし立てられる。最後までそれに終始しほとほと疲れ果ててしまいました。
実は僕はジュリー・デルピーを見に来たのでありました。彼女の愛くるしい美貌は世界を捜せどそうないはず。それを信じて映画館に参りましたが、意外や中年女性の風格がどっしりとした太ももに現れており、相手役の男性俳優も何やらアラブ風の容貌であり、 . . . 本文を読む
最初の出だしから映像が秀逸。カメラがよく切り替わり、センスがいい。しかも、四季を十分生かした映像はかくも美しい。これだけで、韓国映画としては及第点だ。後は、内容だ、、。
何か、ハナシが少女マンガっぽいなあ、と思ったら日本のテレビドラマのアレンジらしい。それはそれでいい。思いっきりロマンスの映画なんだね、と思い画面に入り込む。
「資産化の令嬢とヤクザのチンピラとの純情」というハナシは古今東西、特 . . . 本文を読む
うーん、10年前の映画で観客動員NO1だったんですなあ。NO1映画といえばそれぞれ秀作もあれば話題作もあったけれど、この映画が一番地味目の映画じゃないでしょうか、、。
最初の1時間は幸せまっしぐらという感じで韓国映画では珍しく結婚までに障害が全くありません。ていうわけでもないんでしょうが、結構退屈します。映像も凡庸で、取り立てて言うところのない映画です。きれいきれいの映画作りです。
ところが、 . . . 本文を読む