問題作、要するに見たい映画が今かなりあります。朝からなんばに行き時間繋ぎにTOHOシネマズで韓国映画「今、愛する人と暮らしていますか?」。
あまり調べないで失敗することも多いのですが、窓口でこの映画はDVD上映で画面が小さいです、と言われた。どうしようかなあとも思ったが、別に他に変えるのも面倒なので見ることにした。するとチケットと共に男優のブロマイドをくれた。そうなんだ、これは韓流なのかなあ、と少 . . . 本文を読む
不思議というべきか何か型破りのトンデモ映画を見てしまった感が強い。最初はアニメから始まり、ゆったりと閉鎖的な土地に起因する土俗的現象を左遷された記者の目から眺めていくハナシかなと思っていたら、途中からどんどん脱線し、いかにもマンガチックで奔放な文明論になってしまい、超驚きました。
セックスをしている時と言うのは人間、無防備である。ということは安静なひと時でもあるとも言えるだろう。人間がセックスさ . . . 本文を読む
ボスの情婦を寝取ったからって、セメント詰めにして海に沈める、なんてそんな面白い荒っぽい出だしは思いがけなくいいよ。
その後の偽映画の展開は意外やうまく帳尻が合って破綻もなく、且つ佐藤浩市の余裕の演技っぷりでぐいぐい画面を引っ張っていく。あちこち散らばめられた映画への愛情が宝探しのように楽しいし、2時間を越える長さにもかかわらずだれるところがなかったのは褒められていい。
ラストの波止場での活劇シ . . . 本文を読む
「神の不在」をストレートにテーマ化した映画ではないだろうが、最近はこの手の映画は途絶えていたと思う。2時間を越える長丁場の映像ではあるものの、持ち応える映画の力はさすがであり、十分観客の思考を回転させてはくれるが、完成作とは思えない苛立ちが残滓として付着し浮遊しているのも感じられる映画ではある。
シークレット・サンシャイン、女が子供を連れて元夫の生地に移り住んだ地名の英語名であるが、女が神の存在 . . . 本文を読む