幸せに満ちた最大の瞬間を求め、愛を感じなくなったときにこの世を去る、そのときには、、という哲学的な命題を自分の恋愛になぞらえて事件を起こしてしまう若者たちの話。
と、かなり面白そうなテーマなので映画的にも興味深々、しかも愚作のないドイツ映画とくれば期待度も高まるのも仕方がないところ。
だが、時代も若者たちの思考も少しデカダン的で、何より肝心の事件へのプロセスが、思想的な哲学的なものではなく、ただ二人の失恋をきっかけをするものであることから、思想への広がり的なものも感じられず、ただ観客は事件の顛末を眺めていたに過ぎない。
特に、ダニエル・ブリュールを主人公に配しているのに、ブリュール以外の3人が事件の骨格となるので、視点がボケてしまっている。
演出ももたもた気味で少し切れがない。
青年独特の、哲学的な思想をもっと高踏的に描いた青春映画にすれば多少観客の心に入ってくるものもあったのかもしれないが、、。
映画的にも甘甘の映画でございました。
**
と、かなり面白そうなテーマなので映画的にも興味深々、しかも愚作のないドイツ映画とくれば期待度も高まるのも仕方がないところ。
だが、時代も若者たちの思考も少しデカダン的で、何より肝心の事件へのプロセスが、思想的な哲学的なものではなく、ただ二人の失恋をきっかけをするものであることから、思想への広がり的なものも感じられず、ただ観客は事件の顛末を眺めていたに過ぎない。
特に、ダニエル・ブリュールを主人公に配しているのに、ブリュール以外の3人が事件の骨格となるので、視点がボケてしまっている。
演出ももたもた気味で少し切れがない。
青年独特の、哲学的な思想をもっと高踏的に描いた青春映画にすれば多少観客の心に入ってくるものもあったのかもしれないが、、。
映画的にも甘甘の映画でございました。
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