ファン・ジョンミンの出演する映画に凡作なし、という格言を信じてまた見てしまう。
まあ、今回は観客には(特にカン・ドンウォンファンには)サービスたっぷりの演技をさせているが、その分主役でありながらファン・ジョンミンは最後まで刑務所を出られず、ある意味損な役回りであった、ような気がする。
ファン・ジョンミンも結構多作であり、これからも今までのようなオール渾身作には恵まれないだろうが、それでも、面白いけれども、心に響かない映画に連続出演というのも、ずっと彼を見ているファンからすると、少々心配げではあるのだ。(彼自身はそんなことを思っていないのかもしれないが、、)
そもそも検事である彼が何の証拠もないのに服役させられる過程が怪し過ぎるのであります。また、カン・ドンウォンが検事局に出入りして書類にまで偽装工作させてしまうなど、ちょっと滑っている感も無きにしも非ず、です。
だからこそエンドになっても、楽しかったことは認めるも、冤罪についての感動部分が全く存在しない、ということがどうなんだろうと思うのであります。
まあ、エンタメ的に面白ければ2時間それでいいのかもしれないが、韓流はそうであってはいけないと僕は思うのであります。流してはいけないと思うのであります。(製作者はそんなこと、露一つも思ってはいないのかもしれないが、、)僕の勝手な理論ですね。
そんな軽めの映画です。この映画が本国で大ヒットしたというのは、、。うーん、ホント、考えちゃいますね。
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