あまりアニメは見ない吾輩ですが、社会現象にまでなっているこの作品はやはり気になりました。美しい映像、音楽、日常からそう遠くないところにある青春の姿がまぶしかったです。
あの入れ替わりは「転校生」そのものでありますが、時々戻るというところが異色です。ところが、ある時からその入れ替わりがストップする。それからが本当に悲しさを帯びた恋愛に入ってゆくんですね。素晴らしい。
この辺りからヤングたちはどんどんこの作品の深い部分に入ってゆくんでしょうけど、どうも吾輩はこの年を重ねてそうはならんかったです。客観的に見ている何かがありました。主観的に見れないんですね。アニメというものがそうさせたのかもしれませんが、明確なところは分かりません。
でもこの話はひょっとしたら500人の死亡をなかったものにしたのだったら、歴史を変えたことになりますね。これはやはり新しい切り口ですネ。やってはいけないタブーを犯したのかもしれません。
感情が前面に出なかっただけで、全体的に作品としては上出来だと思います。
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