ニュートラルという名称から連想される自然体で行きたいといった気持ちが十分伝わる劇団であります。
筋らしきものは多少あるが、それもこの劇団の持っているテーマからはあまり関係なしとも思える。それほどじっくり聞いていなければすぐ忘れるほどの日常会話がキーであり、後でじんじん来る仕掛けとなっている。
老若男女が抱える明日への生きる思い。
子供時代、明日学校が休みだったらいいなあといつも思っていた。遊んでいるときも、家に居る時も、その瞬間が至福であるのなら、この瞬間が永遠の時であればどんなにいいか、なんていつも思っていた。
そんなことを思い起こさせる時間をもらった。若きも老いもまだまだ壮年の人も、何か悩みながらみんな生きている。それがすなわち人生である。でも、瞬時の儚いユートピアをみんな追い求めているのだなあ、思いとどまりたい何かをいつもみんな追っているんだなあ。
そんなことを劇を見ながらずっと考えていました、、。
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