
題名通り、あま~~いお話。でも映画の原点を地で言ってるような、もう忘れていたような現代のおとぎ話でもあります。
まあ設定はちょっと嘘くさいけど、こんな夢のようなお話があってもいいと思う。大昔、こんな映画をよく見た感があるけど、最近は映画って、夢を売らなくなったから、その意味でとても貴重な作品だと思います。
ウイーンに行くと誰もが行くという、ザッハトルテケーキ。誕生日の午後3時に愛する女性が来ると言うことで、ドイツからウイーンに移住し、毎日ホテル・ザッハーに通い詰める男のお話です。こんなシンプルなストーリーが、夢のまた夢を産むのです。
渋い老女のロマンスも傍らに発生し、いいラストですね。気持ちがうれしく少し涙しました。
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