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NANA2 (2006/日)(大谷健太郎)

2006-12-31 20:16:44 | 映画遍歴
現代の女の子がこんなお話を本当に望んでいるのならと考えるだけで、、。
薄っぺらで、中身のない、すぐ男を乗せちゃうような(これは玉山鉄二が映画の中でこれに近いことを市川由衣に言っています。)女の子が何故主人公になるのだろうと訝る。
何度映画館を出ようとしたことだろうか、、。だいたい、観客から不快感をもたれるような主人公の映画が観客に何かをもたらすわけでもなかろうに、ということはこの奈奈は今の若い女性から共感を持たれていることなのか、と考えるとぞっとするが、本当にこんな空っぽな女性が増えているということなんでしょうか、、。
そんなことまで考えてしまう映画であった。
だって、肝心の中島美嘉は狂言回しの役なんですぞ。宮崎あおいはこの映画に出ないでよかった。いや、こんな役柄では出られなかったんだろう。よかったと思う。ちょっと厳しいかな。

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