話の結末は知っているだけにどうしてもそれまでの過程が哀しく見える映画である。だが、トーンが全体に明るくしかも澄み切った青空のようにさわやかなのが救われる。
この映画の中では時代も、政治も、現実の生活でさえも重くのしかかってはこない。美しい人生、この世の中に天使のように舞い降りてその人生を全うした人間が一人ぐらいいてもいいのではないか、と思ってしまう。
ラスト、青年が立ち上がり、最後の手段として、ホームに上がれないことはなかったのに、敢えて神の存在に賭けるかのような行為は現実ではないとしても崇高に思われる。
演出的にはきりっとしたものはなかったにせよ、美しい映画としては心に残る何かがありました。
この映画の中では時代も、政治も、現実の生活でさえも重くのしかかってはこない。美しい人生、この世の中に天使のように舞い降りてその人生を全うした人間が一人ぐらいいてもいいのではないか、と思ってしまう。
ラスト、青年が立ち上がり、最後の手段として、ホームに上がれないことはなかったのに、敢えて神の存在に賭けるかのような行為は現実ではないとしても崇高に思われる。
演出的にはきりっとしたものはなかったにせよ、美しい映画としては心に残る何かがありました。
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