鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

花三種

2007-09-09 | 植物

ヤナギバルイラソウ(柳葉るいら草)キツネノゴマ科
メキシコ原産の植物で、観賞用に導入されましたが、繁殖力が強く野生化しています。
人家の近くの道端に生えていました。
葉は柳の葉に似ています。ルイラはフランスの植物学者に由来しているそうです。


アギナシ(顎無)オモダカ科
3枚の純白の花びらが美しい花です。
水田(休耕田)に生えていました。
意味は[顎(あご)無し」で、初期の葉の下に裂片が無いことに由来するそうです。


ツユクサ(露草)ツユクサ科
田んぼのあぜなどやや湿った草原によく生えています。
いかにも露が降りるのが似合いそうな花です。
花びらの青は染料の原料になるそうです。
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観音ヶ池

2007-09-07 | 水辺の風景
観音ヶ池は、いちき串木野市湊町にある池です。


周囲には広葉樹が生い茂り、鹿児島県推奨「森林浴の森70選」に選ばれています。
池のほとりにはログハウスや東屋があり、またキャンプ施設が整っています。
桜が1000本以上植えられており、桜の季節は花見客でにぎわうところです。
今は緑が多いですが、やがて紅葉が見られるでしょう。
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米之津川

2007-09-06 | 水辺の風景
昨日紹介した出水平野を流れる米之津川です。
米之津川は、大口市との境界付近に源を発し、出水市街地を通って八代海に注ぐ川です。


米之津川河口。
向こうに薄く見えるのは獅子島です。


上流を望む。
左に見える白い三角の建物は、ツルの資料館「クレインパークいずみ」です。

米之津川は、昨年7月の鹿児島県北部豪雨災害で、川内川と共に氾濫し、流域に大きな被害をもたらしました。
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出水平野

2007-09-05 | 風景
出水市の市街地の東に、東光山(160.2m)という小高い山があり、山頂は東光山公園になっています。


東光山。
山頂に展望台があります。


展望台から眺めた出水平野。

山がちでシラスに覆われた鹿児島県で、広い平野と水田が広がり、穀倉地帯になっています。
水田はまだ青々していますが、もうじき黄色に色づくでしょう。
中央の白く光っているのが米之津川で、左から右に流れています。
向こうに薄く見えるのは長島です。
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ヘチマの味噌炒め

2007-09-04 | 食べ物
ヘチマは、庭に棚を作って植えておくと陰になり、黄色い花を楽しみ、実は食べることができます。
ヘチマを食べる地域は少ないようですが、鹿児島では食べます。
食べ方は、味噌炒めや味噌汁の具にしたりします。


ヘチマの味噌炒め。

材料は、ヘチマ、ニガウリ、ナス、豚バラ肉などです。
ヘチマは、若い柔らかいものと選び、皮をむいて輪切りにします。
材料を油で炒め、味噌で味をつけて出来上がりです。好みにより砂糖やダシの元を入れます。
ヘチマはトロッとした食感があります。
夏の味覚のひとつです。
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坂井神社のアコウ

2007-09-03 | 巨樹・古木
種子島の中種子町 坂井神社にある日本一のソテツは以前紹介しました。
この神社にはもうひとつ巨樹があります。
アコウの木です。


坂井神社のアコウの大木。
神社に向かって左に根があり、右に傾いて参道を覆っています。
幹の途中から気根が下がり、木を支えています。
幹回りや樹高はわかりませんが、種子島でも大きなアコウになると思います。
日本一のソテツは階段を上がってすぐのところにあります。
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宝満神社のイヌマキ

2007-09-02 | 巨樹・古木
昨日紹介した宝満の池のほとりに宝満神社があります。


宝満神社。
創建年代は不明で、祭神は玉依姫です。
18人の従者を連れて降臨し、そのとき米の原種の赤米を持参したと伝えられています。
以来、種子島では赤米の栽培を連綿と受け継いできました。
4月のお田植え祭では、赤米が神田に植えられます。
赤米は、私も見たことがありますが、茎が長く、うっすらと赤味を帯びた米です。
近くには、赤米に関する資料館「たねがしま赤米館」があります。


神社の参道には、イヌマキの並木があります。
樹齢は良く分かりませんが、大きいものは直径50~60cmあり、相当の古木であると思われます。
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宝満の池

2007-09-01 | 水辺の風景
種子島の南種子町の南東、太平洋岸に近いところに宝満の池があります。
種子島宇宙センターの近くです(宇宙センターは奥の岩山の向こう)。


砂丘によって堰き止められた池です。
池の大きさは周囲1230m、面積49300m2、水深6mで、種子島最大の淡水湖です。
周囲はうっそうとした広葉樹が茂り、池には冬になるとマガモが飛来します。


池のほとりに、古代米の赤米とかかわりのある宝満神社があります。
これは宝満神社の境内から写した宝満の池です。

宝満神社と参道のイヌマキは明日紹介します。
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