鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

七狩長田貫神社のクスノキ

2010-11-10 | 巨樹・古木
鹿屋市田崎町の七狩長田貫神社(ななかりおさだぬきじんじゃ)にあるクスノキを紹介します。
鹿屋市役所前の県道を南へ行くと田崎というバス停があり、そこの県道脇にあります。


道路から見た神社。
鳥居の上の黄緑がイチョウ、その上がクスノキです。


境内から見たクスノキの全容。
 根周り:10.8m
 樹高:25m
 樹齢:900年
鹿屋市指定天然記念物です。
左がイチョウです。


別の角度から見たもの。
途中で枝が3つに分かれており、樹勢もいいです。
数百年前から、神木としてあがめられてきました。


クスノキの根元は、2つに別れています。


根元。
空洞化は、それほど進んでいません。


根元に寄生しているオオタニワタリ(大谷渡り、チャセンシダ科)。


クスノキと社殿。


七狩長田貫神社社殿。
しか祭りが行われます。


極彩色の本殿。
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笠沙の海

2010-11-08 | 水辺の風景
薩摩半島南西部の坊津から笠沙の海です。


坊津の秋目浦近くの海岸。
このあたりは、リアス式海岸が続きます。


秋目浦。
鑑真が上陸したところです。


笠沙美術館と、沖秋目島(枇榔島)。
このあたりは神話のふるさとでもあります。
ニニギノミコトがコノハナサクヤ姫(木花咲耶姫)と出会ったところとされています。
二人の子供が海幸彦と山幸彦、曾孫が神武天皇で、コノハナサクヤ姫は日本を創った母といえる人です。


沖秋目島近景。


野間半島を望む。


前の写真を撮ったところに、斉藤茂吉の歌碑があります。
 神つ代の笠沙の碕にわが足を 
 ひとたびとどめ心和ぎなむ


野間半島の付け根から南を望む。
槍のようにとがった岩が、天を突くようにしてそびえています。


谷山というところにある谷山の段々畑です。
ここに段々畑が築かれたのは、江戸時代後半以降です。
平成6年頃までは耕作が行われていましたが、今はされていません。
さつまいも、麦、菜種、きぬさやのほか、マーガレット、菊などの花卉栽培も行われていたそうです。


アップ。ブロック積みのところは国道226号。
景観を守るため、草払いなど手入れはしているようです。



絵手紙、始めました。
まだへたなのですが、絵手紙は「へたでいい、へたがいい」そうなので・・・
たまにUPします。
これは、島バナナをもらった同級生(女性)へのお礼状。
コメント (10)
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金峰2000年橋

2010-11-06 | 風景
南さつま市金峰町にある木製アーチ橋「金峰2000年橋」を紹介します。
大坂小学校近くの信号から、金峰山へ向かうとすぐのところにあります。


下流左岸から見たもの。


向こうに見える3つの山が、霊峰金峰山。


左岸より見る。
金峰山へ至る道です。


親柱と欄干も立派な木製です。


下流から見た金峰2000年橋。
 橋長:42m
 完成:平成12年(2000年)1月。
材料は、スギ、ヒノキ、イタジイです。
鹿児島県で始めての、車道木橋です。


アーチ部。


下から見た右岸部。


橋の下流に、竹とうろうがありました。
11月6、7日に竹とうろう祭りが行われます。
コメント (2)
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郡山麓

2010-11-04 | 史跡
鹿児島市郡山町の郡山麓を訪ねました。
郡山小学校から県道を東へ行くと、郡山麓バス停があり、その付近です。


郡山城跡。
小高い山の麓で、空地になっています。


城跡の横の通り。


前の写真の左にある光明寺。


城跡の横の通りに石柱の門が残っていました。
家はありません。


県道沿いに、石倉がありました。


県道を渡ると、武家門の家があります。


近くにある菅原神社。


境内にある招魂碑群。
西南の役、日清戦争、日露戦争、第二次世界大戦の戦死者の霊を祀っています。


我が家の庭です。
アンズの花の狂い咲きです。
春と秋、花見ができました。


緑のカーテンのヘチマは、今も花が咲き、実がなっています。
昨日も収穫して食べました。
生命力旺盛なヘチマです。
コメント (4)
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西之原の田の神他

2010-11-02 | 田の神
田の神を4体紹介します。


姶良市加治木町木田の西之原公民館にある田の神です。


右手にメシゲを持ち、胸をはだけ、顔と胸を白粉で塗られて微笑んでいます。
ほとんど風化せず、目鼻立ちがはっきりしています。


田んぼを向いています。
背中の結び目ははっきり残っており、頭のシキは渦を巻いています。


前の家の、田の神のお世話をしているおばあさんに、いろいろ話を聞きました。
桐の箱に入れられて東京まで行ったそうです。


西之原公民館から南へ行くと、加治木バイパスの近くに新中公民館があり、その庭に2つの田の神が並んでいます。
田の神が2つ並んでいるのは珍しいです。


左の田の神。
顔は白粉、体は紅ガラで塗られ、メシゲを抱いています。


右の田の神。
表情や、シキが渦を巻いているところなど、西之原の田の神に似ており、同じ作者かもしれません。


日置市東市来町湯田の竪山というところにある田の神です。
記念碑の横にあります。


右手にメシゲを持っています。
コメント (6)
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