このあいだ「御先祖讃江」に触れたことで、そのころ心に残ったものがいくつか思い出された。
御先祖讃江、one、そして漱石の『こころ』である。今までそれらは個別の記憶でしかなかったが、改めて一つの共通した性格を持っていたことに気づかされる。
「永遠の生を得るということは、その苦しみもまた永遠に続くということ」
そういった永遠に対する感覚は、価値相対主義が根付き始めていた当時の私の考え方と強く共鳴 . . . 本文を読む
地獄少女を折り返しの部分まで見たので改めて感想を書いてみる。
折り返しにあたる13話は、地獄少女の由来と、恨みを晴らした人間の余生にスポットが当てられている。今までは地獄少女に助けを求めて恨みを晴らす過程が中心だったのだが、それを違った視点で描くことで地獄少女、地獄通信の位置づけをより複雑なものにしている。またこれは、おそらく第5話のラストに出てくるセリフ「この世は楽しんだ者の勝ち」を念頭に置い . . . 本文を読む
久しぶりに日曜が休みだ。今日仕事なのが当たり前になっていたので、家にいてどうも妙な按配である。
とまあそれはさておき、昨日の深夜の話。
新卒何人かで集まって飲むという話が持ち上がっていたのだが、眠いのと忙しくて汗まみれになっていたのとで、一度家に帰りたいという気持ちが強かった。だからせめて場所が池袋あたりならいいんだがと思っていたら、よりにもよって俺と相性の悪い新宿…(かなりの確率で迷う)。とい . . . 本文を読む