満を持して中世編の感想を書いていくが、ネタバレ全開なので未プレイの人は読まないことをお勧めする。というのも、中世編とは物語で言う「転」の部分に当たり、ライブアライブでは最も重要なシナリオだからである。
さて、用意はよろしいか?
(概略)
それまでシナリオは、様々なタイプの「ヒーロー」像を描くという側面を持っていた。中世編も、始まりは今までと同じ、いやそれ以上に典型的な「ヒーロ . . . 本文を読む
とライブアライブについて述べてきたところで、各シナリオについての感想などを書いてみようと思う。「原始編」とにかく「頭が悪い」内容。でもそれがステキ。「言葉がない」という設定なので効果音などが多用されているが、驚いた声(ワキャ)とか笑い声(キャキャキャキャキャキャ)が可愛らしくてほのぼのする。他のシナリオ、特にSF編などが考えさせるストーリーになっている分、こういった内容もまた肩の力を抜ける(笑)と . . . 本文を読む
それぞれのシナリオでキャラの作りが違えば、物語のコンセプトも大きく異なってくる(例えばドラクエⅣはこれと対照的)。それぞれのシナリオに対するコメントはまた別の機会に述べるとして、今回は「中世編」にスポットを当ててみたい。まあそうは言っても、シナリオの内容を明かせばライブアライブの魅力は半減してしまうから、その性格を伝えるものとして「届かぬ翼」について書くことにしよう。曲そのものの良さは言うまでもな . . . 本文を読む
スーファミのスクウェアのゲームの中で、ロマサガ2などと並び印象に残っているのがこのLIVE A LIVEである。
このゲームでは、「近未来編」、「原始編」、「幕末編」といった異なる時代・世界にそれぞれ主人公がいて、個別にシナリオをプレイしていくことになる。おもしろいのは、それぞれの世界を別々の作家が書いており、しかもシナリオごとにゲームシステムが大きく違っているところだろう。
ただ、どの . . . 本文を読む