灰羽連盟:世界に拓かれた実存

2010-11-07 18:44:46 | 灰羽連盟
「灰羽連盟:舞台設定、偶然性、実存」と「同:労働、記憶喪失、実存」において、灰羽連盟で根幹をなすテーマが「宗教的」だとか「青臭い」として敬遠されなかった要因を分析した。ごくごく簡単に言えば、それは(1)特定の世界観を押し付けられている感じがしない。またその要因は、イメージを突き崩すアイテムの配置と、そして世界の成り立ちを誰も知らず、作中で説明もしていないことにある。(2)それゆえに、作中人物たちが . . . 本文を読む
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