茶番

昼からダラダラやっとりましたがようやくうみねこep7終了。

感想としては…う～ん、多分ハッピーエンドを求めるプレイヤーに敬意を払いすぎた結果だと思うんだけど、今回もまた無意味に露悪的なベルンカステルとそれに対して熱くなる(反発する)主人公側という形で描かれているため、ず～っと置いてけぼりにされている感じだった(まあ掲示板を全く見てないため全体の雰囲気が掴めないというのはあるだろうけど)。まあそういうわけで、演出的な面では正直「茶番」だとしか感じなかった。それに今まで惨劇の数々を見てきた者として、あの程度の「真相」がはたしてそれほど「胸糞悪い」ものかも疑問だしね(まあ推理的な面で言えば、俺の中では霧江の発言がちょっとばかし引っかかってはいるんだけど)。Tea Partyに招いていただけるのはありがたいが、参加費もタダじゃないので(笑)、もう少しレベルの高いおもてなしを期待したいね。

まあしかし、ひぐらし祭囃し編の時には、とにかく大団円になりゃ何でもいいという、今までの物語の積み重ねを無視して自分の願望をさも当然のように語るプレイヤーが増えてきて辟易したことは俺もよく覚えている。もし今回も同じような状況なんだとしたら、「御苦労お察しします」とだけ言っておこう。

追記
あと「真相」の謎解きの流れもちょっと妙。というのは、こんなにあっさり解けるのものなら、すでに誰かが解決していてしかるべきだからだ。いくつか「真相」には違和感があるんだよな。そこはもう少し詰めて考えたいところだ。

追記２
ちなみに、露悪的な表現によってシニカルな反応を先回りして潰す、という効果はある。まあ繰り返しやりすぎてもはや陳腐なんだけど。