時報ナナシインク:日ノ隈ラン、堂々卒業ス

2024-10-08 11:10:25 | Vtuber関連

アクセス状況の確認をするとなぜか「ななしいんく」関連の記事が伸びているので、何かあったのかと調べたら引退情報が出ている・・・というのがここ2年の典型パターンで、湖南みあがその流れを断ち切るジョーカーになったかと思えば、今回は最古参の日ノ隈らんと来たもんだ・・・

 

とはいえ、彼女の卒業情報を聞いても自分は正直全く驚ていない。というのも、以下の6周年における初期メンコラボを見ていたからだ(自分が見たのはフルバージョンだが、時間がない方は切り抜きをだうぞ)。

 

 

 

 

 

 

プロレスも多分に含まれるとは思うが、とはいえそこまで言うんかい!というレベルでアグレッシブに不満などを暴露していく内容だが、そこでは因幡はねる・日ノ隈らん ⇔ 宗谷いちかというコントラストが明白に見て取れる。

 

それを端的に言うと、ななしいんくに思い入れが強く、厳しい状況でも何とかグループに生き残っていってほしい気持ちが強そうなそやさんと、リアルでシビアな不満をあれこれ述べる二人という構図だ。そさやんが(二人と長い付き合いで不満の背景などもよくわかるが故に)反応に困ったり、言葉に詰まる場面を見ていると、若干いたたまれない気持ちになるが、とはいえななしいんくの現状を客観的に見るならば、ある程度固定ファンがついていて稼げる状況のライバーの見解は、因幡はねる・日ノ隈らん的なものになるのだろう、とも思っていた(ちなみにだが、ななしいんくメンバーが次々とビジュアル変更をしていく中、そやさんは昔のモデルのままなので、そこにも彼女のある種の思い入れが強さがうかがえる)。

 

それを端的に言語化してしまえば、「残るだけの積極的な理由がない」んやろな。つまり、ななしいんくがサポート機関でしかないから、今回の日ノ隈らんのようにtwitchなども含め「自分で稼げる体制」が整ってしまえば残る理由が希薄であり、するとそこに結びつけるのはグループやメンバーへの「思い入れ」だけということになる(この点でわかりやすいのは、前述の宗谷いちかや西園寺メアリだろう)。いやそもそも、グループメンバーとは絡み続けるのであるならば、その「思い入れ」でさえも、脱退を思いとどまるハードルにはなりづらいのだ(と考えた上で、日ノ隈らんの卒業パターンがアーカイブは全て残しそのままのビジュアルで活動を続けるスタイルであることを想起したい)。

 

にしても、今さらだけど、こういう状況になった企業って難しいよなあ・・・できる人間から辞めていく、というと多少の語弊はあるが、企業の活動形態がドラスティックに変わるか、あるいは企業の周辺が劇的に変化するかしないと(多少ネタ化して言うと『日本以外全部沈没』系だw)、この流れには歯止めがかからない。

 

そしてこのフェーズでのオーディションというのはクレイGそのものにも見えるが、そうやって人の入れ替えを行わないと厳しいんやろうな(まあどんどん人が減ってるんで、単純に補充せなアカンというマインドな気もするが)。そうやって新しい風を吹き込みつつ、企業としての存続価値については、こないだあった.LIVEとの合同ツーマンライブみたいな感じで、同規模グループとタイアップすることで大きなイベントを実施・成功させるといった手法で堅持する・・・といった感じになるんではないだろうか(6周年コラボで因幡はねるが言ったように、もはやななしいんく単体でビッグイベントをやるだけの企業体力がない点も大きく関係していそうだ。とはいえあのツーマンライブは、その状況に甘んじてただ古参ファンを抱え込むだけの運営をしていてもジリ貧・・・という認識を運営側も持っていて、それを打開するための施策だったのではないかと思える。まあホロライブ・にじさんじ・ぶいすぽっ!の合同グループみたいなのも発表されたりしてるから、レッドオーシャン化が進むV界隈で横のつながりを強化してwin-winな状況を目指す、というのは何もななしいんくや.LIVEに限ったことじゃないんだろうな)。

 

 

 

 

 

 

まあグループの根本的な問題が背景にあるから一朝一夕でどうにかなるもんでもないし、今回のような件がしばらくは他でも続くだろうが、しばし動静を見守っていきたいと思う次第だ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 重監房博物館:20%以上を死に... | トップ | 重監房博物館:ハンセン氏病... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Vtuber関連」カテゴリの最新記事