フラグメント184:脆弱なる精神と交換可能性

2015-04-19 18:31:47 | フラグメント

2011/08/13

 

 

<欺瞞>

強烈な自己顕示欲があるけど嫌われたくないから出さないだけ。そんなお前が調和と地雷だ?ちゃんちゃらおかしいね。

 

<沙耶の唄>

外国人のコメントは素朴ながら刺激される。文則は彼女達の真の姿を考えるべきだったというもの。「真の姿」って何?たとえば整形は「悪」か?あるいはその人を好きになるのは?だとするならその根拠は?顔の形が変わったらその人への感情が変わる。そのことについてどう思うか?ダメだと言うなら、それは倫理的な理由か(べきである)、それとも論理的な理由か(である)?年令による変化は?→自然現象。じゃあ化粧やファッションは?なぜ人は美しいがわかるのかという真理の話、メタ視点あるいはシニカルに見える虚淵玄の側が、むしろ素朴に真理を信頼しているのではないかと思う。

 

<交換可能性、醜の問題>

沙耶の唄。醜の問題。耕二の側をこそ信頼すべきだた。なぜ?見た目変われば評価も変わるの不思議じゃない。ある人好きになった。小さい頃大してかわいくもなく気にしなかた。これ欺瞞か?化粧欺瞞か?整形は?心根大事ってことと、見た目に大きく影響されるてこと簡単に両立する。変わっても同じように振る舞うべきであるわかるが、同じように振る舞うはアホ。なぜ人は美しいわかるのかの逆。カメレオンアーミー、ねとすたシリアス、もやしもん自由になることを。劇的なるもので書かれてることよりずっと散文的。他人にとっては極めてどーでもいいってこと。

 

<とっても非論理的なハマりの理由>

理屈づけの詰め将棋みたく思われてるかもしれんが、根本的に違う。むしろ理屈を超えたところに感服している。認識の変化、異物との回航。陳腐。それでもなおそちらの側に引きずられる。主人公主観や音楽など含めた世界表現によって。境界線の曖昧さを体感させられる。スゴい。閉じた世界のお家芸だとわかってしまったので退屈。ちょっと角度を変えたらあっという間に自分達のナイーブさを暴露しちまう。

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