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僕ノ前二途ハ無ヒ。僕ノ後ロニ途ハデキル・・・何言ってるかわかんねーと思うが本当のことだ(・∀・)
岬へと向かう地獄の一本道は、強風と雨でコーティングされ、当然というか言うまでもなく、人の姿はその影すら認めることができない状況だった。雄大な自然をありのままに味わえる、これほどの僥倖が果たしてあるだろうか、いやなひ!😭
というわけで、ここまでの経緯を説明するため、少し時間を遡ることにしよう。
海士町の弾丸旅行から豪勢な晩餐を経て爆睡。
そうしたら外には素敵な景色が・・・広がってないね( 。∀ ゜)!昨日からの雨は止むどころかむしろ激しさを増し、加えて強風のオマケつきときたもんだ。
しかし、だ。たとい我の向かう先が嵐が丘でであったとしても、ますらをに後退の二文字無し。この世は夢よ、ただ狂え(・∀・)
充実の朝餉にてエネルギーを蓄えるに如くはなし。海の幸はもちろん、大豆にハムに野菜とスキの無いメニューが我が五臓六腑に浸透していく。もう今日は飯を食べる必要もないだろう、というほどに満腹太郎となったところで、荷物を持ちて出発せん。
女将には傘を借りただけでなく、さらには別府港前のレンタカーまで送っていただいた。特別のご配慮に多謝。
で、レンタカーの受付に行くと、あれこれ記入をして車の説明を受ける。スタッフの方々も「生憎の天気ですけど…」と、離島遠征したのに荒れ狂う空模様を見てどう声をかけていいものか困っているようだが、なあに片道燃料で特攻する訳じゃあねえんだ。死なないように最大限楽しんでくるだけサ。ま、カーナビはついてないけどね😀
とはいえ、見所は比較的一本道であり、標識もそれなりにちゃんとあるっぽいので、むしろ
となる心配がないだけリスクが低いとも言える(妄想)。
さて、今日の17時にはレンタカーを返却せねばならんので、一時たりとも無駄にはできない。
では、最も遠い南西の鬼舞展望所に早速向かうとしようか。
ちなみに経路を先に書いておくと以下の通りである(番号は実際に訪れた順)。
え、何で一度鬼舞と赤尾に行った後に別府方面に戻ったのかって??君のような勘のいいカキはフライだよ😇
まあその理由はいずれわかるだらう・・・
さて、そんな風にして別府港を出た私は、一路西ノ島南端の鬼舞展望所に到ったわけだ。
風速はおそらく15m前後あり、あたりは人っ子一人いない・・・あ、牛はいたわwww
ドナドナドーナードーナーって言いつつ、実はあたりを結構フリーダムに闊歩してたりもするんで、この子は多分たまたま小屋付近に残ってるだけなんだろうけども。
写真からもそれなりにデンジャラスな雰囲気は伝わると思うが、生憎と風雨の強さまでは再現できないので、そこはDon't think! Teel...スタイルよろしくw
なお、雨が降りまくっているため道はこのように半分小川状態となっておりマス。
何がヤバいって、展望所まで舗装された道がないこと。ここを正面突破しようとするのも危険だが、実は突端へと進むには深い草道に踏み入らねばならず、そのリスクはいかばかりか・・・ま、まあ草の上を歩くなら、逆に水たまりへハマることもあるまいて。
ええいままよ、南無三!!!
・・・そんな気合と予想は、ニ、三歩で裏切られた。
すなわち、大量に水を吸った草たちが、一斉に我が足へと襲い掛かったのである。
その勢いたるや、多少の防水加工をしていたとしても、一瞬にしてウォーターブーツと化すほどであり、旅の最初からインフェルノロードとなることが確定した(゚∀゚)アヒャ
そして柵のところへ辿り着く頃には、あたかも塹壕で長時間悪戦苦闘していたかのような状態になっていた。やめて、もう私の靴(足)のライフはゼロよ!!
先端で遠くを見つめるワイ(強風で傘を持ちながらスマホを構えるのが難しかったため、ビニール傘の一部が写り込んでいる)。標識があっても何も見えるはずもなく・・・(・∀・)Don't think!Feel....(しつこい)
あれ、俺が来たのは八甲田山だっけ?こりゃたまげたなあ・・・(適当)まあ確かに、無人の岬で靄が辺りを包んでいる様は、幽玄の世界っぽくはあるがね。
まあこんな折りの悪い時に岬を訪れる物好きもそうそうおるまいて。その意味では、貴重な写真が撮れたと言えよう(強がり)。
最後にウッシーをもう再見する。ドナドナドーナードーナー・・・ランランルー!!!自然に身体が動いちゃうんだ(・∀・)!
ほう、ちょっと嫌な予感はしていたが、どうも休日のハイテンションは、この程度のハードシップで萎んでしまうものではないらしいナ。
ほならこの勢いでもう一つの展望所も攻略や!!
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