久々の休みに、渋谷へ携帯のパーツを買いに行く。
店は円山町なるところにあるらしいが、そちらは一度も行ったことがないのでスマホの地図を使いながら駅から移動。ハチ公口から出て、バスターミナルを抜け裏道へ。そこから玉川通りに出て道玄坂の方へ少し行った後、また裏道へ入る。「ホテル・カサノヴァ」という女性の側としてはどうなんだというラブホ横の石段を下り、神泉駅へ・・・という具合に付近に詳しい人以外は全く謎なルートを通ったが、それにしても渋谷という街はおもしろい。おそらく一般には繁華街のイメージが強いんじゃないかと思うが、それはあくまでごくごく一部にすぎない。前に新南口から出た線路沿いの道や明治通りの裏道についても触れたように、ちょっと外れれば閑静な住宅街や昔風の(?)街並みがかなり残っていたりするのだ。この多様性が実に楽しいんよね。
さて、そんな探索の果てに到着したるは怪しげなアパート。てゆうか、この二階が販売所だと・・・嫌な予感がしてきたのう(;´∀`)つーかネットの営業時間中に来たのに閉まってるし。てことは個人経営で飯か何か食いに出てるってとこか。何だかなあ・・・一気に冷めた俺は、また別の道を通って駅へと戻ることにした。その時、歩道橋とともに大きな建物が目に入った。
まるでどこかの異国へ来たような心持ちになり、思わず写真を撮る。とはいえ、中を探索してみる気分でもないのでホテルの方へ渡って周りを歩いた後、駅の方へ向かう。ここから東横線、横須賀線、東海道線などでどこかしら行こうとも考えたが、頭痛・耳鳴り・吐き気の無双三段に数日前から悩まされ続けているので、暑気もあって大人しく家に帰ることにした。
とはいうものの、家にいたところでメガネがまともにかけられんかったら寝る以外にやることがないんじゃーー!!メガネがなくても快適に過ごせるところ、か。そうだ、献血センターがあるじゃなーい!ほいじゃま、行き慣れた池袋のサンシャイン通り入口にあるヤツにでも遠征しますかね。
というわけで久々に来てみたら、新装して随分キレイになっていらっしゃる。うむ、俺のためか。くるしゅうない(`・ω・´) シャキーン。でまあいつも通り「水分補給→検診→採血→水(ry→献血」と進む。採血の時に、「前回肝機能が高かったので今回念入りに調べますわ、すわすわ」と言われた以外はだが。それもクリアして献血台に座る。くふぅ、やはりこの寝心地は最高だわ。もう離れたくなかと(はぁと。そんな風に悦に入ってるとに目の前のテレビがうるさかったけんが、消してもらい目を閉じる。
にしても献血か・・・結構久しぶりじゃのー。つか今回はどうも高揚感があるね。血を抜かれているのにw血を抜く+ハイテンション・・・か。そんな俺の脳裏に、最上の笑みで黄金の草原を闊歩するワシズ様の姿が浮かんできおった。ロン、ロンロロロンロンロン、ロン、ロンロロロン♪ロンロン、ロンロロロンロンロンロンロロロロロンロンロン♪この天にも昇る心持ちを何をか喩えん。このまま埋葬さるるとしても我が生涯に一片の悔いなし。
はい終了でーす。ええ、もう!?これからイイとこなのに・・・なんだったらもう400ほど抜いちゃってもいいんだよヽ(。∀゜)ノそんな気持ちで後ろ髪を引かれつつ、地下室(違う)を出る。すると係員の女性が「献血した人は一個アイスが食べられるんどすえ?」と言ってくる。そげなもん食いたくなかとに「いいでしょ~?」的な態度を取られてもねえ。というわけでスルー。
好物のオニオンスープ片手にまったり休んでいると、また別の人が献血カードとかを持ってきた。何でもこれで十回の献血だそうで、記念品を頂きました。テーテレッテーテレッテ~~♪アイテムアイテム~・・・ってげふえ!?これは「おちょこ」ではないでげすか。今のおでに酒飲み用のブツば贈呈するたぁいい度胸でねえか。そんだら今度はニコチン漬けの血を運んであげるだよヽ(。∀゜)ノ
まあしばらく休む気で来たので、一度も読んだことのなかった「鋼の錬金術師」の愛蔵版を手に取る。友人Nからアームストロング少佐をイチオシされていたが、さてどんな人物かと見るに・・・なんとも暑苦しいwつーかザンギと同タイプやんwまあこのガチムチで感動屋なキャラが、少年誌にしてはシビアな話の多い内容の中でバランサーの役割を果たしているんだろうなあ。そんなことを考えつつ、結局オニオンスープとアイスティーを二杯ずつ飲み、四巻まで読み終えた段階で帰ってネタ。