私は前々から疑問に思っていた。「なぜ格闘ゲームを始めとする二次元の闘う女性キャラたちはあんなにも華奢なのか?」と。柔道の選手や女子プロレス、レスリングの選手などを見れば一目瞭然だが、格闘に関係がない分野でさえも、見目麗しいテニスの選手が(全くのところ当然のことであるが)太い足を持っていたりするわけである。
にもかかわらず、なぜ二次元の女性キャラは判を押したかのように華奢な体型ばかりなのか?そんなにキャシャリンが好きなのか?私は思う。それはスレンダーだろうがプニプニだろうがムキムキだろうが関係なく魅力を感じる、ということのできない唾棄すべき狭量さに基づいているのであって、その桎梏から我々は自由になるべきである、と。
ところで、Fateという作品もご多分に漏れず華奢なキャラばかりである。なるほど魔力で補っているといった説明は可能であろうが、それにしても跳躍力なども全て魔法かと失笑を禁じえないものであった。
しかしここに、パラダイムシフトを可能にする作品が現れた。それこそがマイスターSHDのFate本である。サーヴァントに3回は言うことを聞かせられる令呪を使ってムキムキのセイバーを徐々に陥落させていく様は実に恵露素で良い。前書きによれば、「アサシン子」による次回作も出版の可能性が十分にあるやうだ。これを契機にして、キャシャリン信者どもがより広い愛に目覚める日が一日も早く来ることを望むのみである。
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