オーノー、ジムサコ、タラアキー!!!
ハァ?何言ってるかわかんねーって??ググれカス・・・怒った?怒ってないよ(はぁと)
いやー、最後の最後までやってくれましたわー。ちゃんとポスターとかの伏線回収してるし、それを回収すること自体にも物語的必然性(ループ)があるようになっている。前に主人公二人のバディ感の話をしたけど実際最後は合体までするし(スペリ〇ルドラゴンは小学生でリアルタイムだったこともあり大爆笑)、竹生会やフェルト人形「全員集合」による凶悪な合唱、津軽弁や九州弁やらのごちゃ混ぜ(9話で沖縄弁吹替ネタがあった)など、これまでの集大成と言えるような内容となっていた。急展開って何それおいしいの?と言わんばかりの某アニメ二期予告で終わるのも流石。「ラブコメに見えたけど実は悲しい背景が・・・そしてラストの急展開」というパターン自体がテンプレに過ぎない、ってことを表しており、こういうメタ視点あってこそのポプテピピックだろう(やたら小難しい横文字をぶっこんでいるキングどもの会議=深い背景があり気なお話を皮肉っている点にも同じことが言える)。
そして完全に今までの集大成なのかと言えば、なぜかここでポプ子・ピピ美と全く関係ない「ハ〇太郎」ネタをぶっこんでるしAC部は最後の最後で前半後半変えてくるとか、カオスぶりも健在であった(ちなみにAC部は後半に行けばいくほど毒々しさより可愛らしさが目立つようになったが、10話で出てきた飲食店でトラップを仕掛ける話が完全に教科書のような流れであることからも、計算しての順序・演出だろう)。
というか、最終話を見ていて実は最終回から作り始めたんちゃうか?と思ったのは俺だけだろうか・・・?まあそれだと円盤4000枚とかオルガピピックネタがあるわけねーから、それだけ最終話のネタ回収率(?)が高いってことなんだろうなあ。
ともあれ、前に述べたように、もはや大きな物語(深い背景・体系をもったmyth)の希求ではなく、砕け散った小さな物語(共通データベース)を元にしたネタ消費という今日的な流れをそのまま体現した内容であっただけでなく、製作方法や演出、販促活動etc...と色々な意味で伝説となるアニメだったのではないだろうか。
ここまで各話を何度も見返したアニメはこれまでなかった。それだけでも自分の中では並ぶもののない作品となったが、とりあえず、いっぱいちゅき~!とだけ述べてこの稿を終えることとしたい。
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