溺れる者たちは、藁よりいいものを掴もうとしてそのまま溺れましたとさ

men

「いやー、マジ金ねーわー。遊ぶもんはいっぱいあるし女とつるむのだるいから、付き合うとか結婚とか投資に見合った回収ができるかわからんし、どーでもいーわ。意思を持った人間なんかノイズでリスクでしかねーよ」

 

women

「いやー、マジ先行き不安だわー。自分で多少は稼げるけど今後どうなるかわからんし。やっぱリスクヘッジのために年収の多い男を押さえておきたい」

 

men

「ハァ？俺はオメーの財布じゃねーし。つかその希望年収どれくらいの層が当てはまるか調べてから発言しろks」

 

women

「ハァ？どんだけテメー自己中なんだよ。人を女中かなんかだと思ってんのか！？テメーは『メイド』と『ペット』と『ダッチワイフ』に囲まれて暮らしてろや。まあそんなに養う財力はオメーにねーだろうけどなｗｗｗ」

 

というわけで、日本の少子化は止まりませんでした。おしまい(・∀・)

 

※「ぴよぴーよ速報」のクソボイス＆ひよこボイスで脳内再生推奨

 

 

ちなみに少子化、高齢化、地方の衰退、主要企業の衰退・買収、膨大な国の借金etc...といった要素(情報)もありますんで、人がこういった行動をするのは愚かでも何でもなく必然的なことですわ(というか今後さらに加速するだろう)。やたら自己責任・自己責任叫ばれる原因の一端でもあると思うが、要はみんな自分のことで精いっぱいなんよ。

 

「溺れる者は藁をもつかむ」ということわざがあるが、実際には「せっかく掴むなら藁より丈夫なものがいい」ってえり好みしてるうちに、藁を掴む体力すらなくなって無事死亡って話だ(例えば女性のパートナーに求める希望年収が非現実的だとよく批判されるが、どれくらいそういう層がいるのかという市場分析がまるでなってない点はともかく、そういう思考が生まれる背景自体は別段驚くべきことではない)。

 

そんな状況で、「国のために子どもは二人は産んで」とか言ったところで、一体誰がその通りに行動すると思うんだろうね？飲み屋のオヤジが勢いで言ってるだけならいいが、真面目にそう発言してるなら度し難いわな。

 

ちなみに、ここでAIが発達してパートナーの代わりをある程度担うようになってくれたり、孤独死のリスクを減らすようなシステムが生み出されれば、この傾向はさらに加速するだろう。

 

というわけで、さよーなら。