一ヶ月ばかし経ってしまったが、名曲紹介の続きといきましょう。にしても、今回は昔懐かしのゲームばっかりになってしまったのう。まあでも実際ファミコンやスーファミの曲って今聞いても相変わらずすばらしいと思えるものが多いのよねえ。この中でOld Boyだけが異彩を放っておりマスw
36.戦闘準備画面B
ファミコンウォーズより。これが発売された頃はまだ小学校低学年で、印象的なCMとともに従兄弟のコンドームのうちで二人でやっていたのを覚えている(そしてそいつの家にはなぜかファミリートレーナーまであったw)。ところでファミコンウォーズはSLGの一種だが、その時代有名なものと言えば「信長の野望」や「三国志」シリーズなどがあった。しかしその後、プレイしたゲームはたいていRPG・アクション・格闘ゲームのどれかで、なぜかSLGには食指が動かなかった。RPGでも格ゲーでも肉弾系キャラのゴリ押しファイトが信条だったので、頭使うのがめんどくさかったのかもしれないw
37.クリスタルタワー
ファイナルファンタジー3より。FFシリーズの、いや数あるRPGの中でも極めて優れた作品であるFF3だが、BGMもクリスタルタワーの他にボス戦、ドーガの館、禁断の地エウレカ、ラスボス戦と名曲ぞろいである。印象的なシーンは様々あるが、とりあえず学者が本の角でガンガン叩く勇姿に惚れたwあと気になった点としては、主人公たちに全くと言っていいほど特異性がない、ということ。ドラクエと比較するとわかりやすいが、そこには血統を始めとして何かしら「特殊な存在」たらしめる要素がない。その点、例えばFF4は異世界人、FF5はそれとの混血でいずれも「まれびと」的要素を負っており、また(ティナを主人公と見なすならば)FF6は幻獣と人間のハーフであり、3との差別化がうかがえるし、またそれを「ロトの血」や「天空人」というステータス(?)を勇者という特異性に結びつけようとしたドラクエと比較してみるのもおもしろい(ちなみにガウのこともあるので、FF6が「マージナルな存在」を意識していることは確かだろう)。その意味では、「なぜ彼らが世界を救うのか」という意味付けに関係なく、システム的に楽しめることを追求した作品とも言えるのではないだろうか。ラスボスが常に「抽象的な悪」でしかないところも論じたいところであるが、それはまた別の機会に。
ファイナルファンタジー6より。これまた「ティナのテーマ」、「カイエンのテーマ」、「決戦」、「オペラ」・・・と名曲ぞろいであります。ところでさっき6について言及したが、FF6って「主人公」は一体誰なのだろうか?ティナのようにも思えるし、ロックのようにも思えるし、崩壊後の展開からするとセリスにも思える・・・しかし誰を主人公と考えたとしても、その存在はあまり支配的であるようには思われない。おそらくそれは、始めからセリス視点だったわけでは全くないし、また崩壊後はティナやロックがいなくともクリアできる構成になっているところが大きいだろう。概して、FF6はオムニバス的に思える。仲間内ではセッツァのセリフやシャドウの立ち振る舞いは結構人気があったが、おそらく人によって反応はかなり違ったのではないだろうか。そういう中心を欠いたオムニバス的なゲームであった。だからカップリングの観点で見ると、ロックとくっつくと思っていたティナの影が正直薄くて、むしろセリスがおそるべき不意打ちとして機能し、セリスかぁいいよセリス(;´Д`)的反応を多数惹起せしめたとか。その不意打ちがどこまで計算なのかが正直わからんところがおもしろいところであり、また恐ろしいところである。
39.Frantic
Old Boyより。主演チェ・ミンシクの圧倒的な演技力で半分勝ったようなもんだが、その展開と一見不似合いに見えるクラシック調BGM、そして驚愕のラストでガッチリ掴まれる。まあここでは書ききれる分量ではないので、いずれ機会を改めてまとめる予定。
ブレスオブファイアー2より。これまたボス戦、通常バトル2、フィールド曲3など名曲が多い。これをプレイしていたのは中学生の頃で、確かユウヤがラストの動けなくなるシーンでゲメオバと勘違いしてリセットしたとかそういうやり取りをした記憶があるwしかし「パリは燃えているか」といい「小フーガト短調」といいやはりパイプオルガンは最高だなあ( ´ ▽ ` )その荘厳でどこか悲劇的な響きが心に染み渡るわい・・・
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