屈斜路湖をのぞむ美幌峠にはまだ雪が多く残っており、それが当時の強い日差しとコントラストをなし、不思議な空間が作り上げられていた(ニュースでご存知の方もいると思うが、5/4~5/6あたりは夏日の暑さだったのだ)。また美空ひばりによる美幌峠の歌は不思議な旅情を生み出してもいるように思えた。実際失恋してここまで来る人がどの程度いるのか、私は知らない。ただ、ここの強風はまるで身も心も責められているような気になり、一方で眼下の雄大な自然はそんな揺れる自分をとてもちっぽけな存在だと思う(あるいはそのようにして自分を受け止めてくれると感じる)ような人がいてもおかしくないな、とは感じたのであった。
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