2010/9/21 フラグメント138の続き
<「空気」の虚構>
「空気」コミュニケーションの解除、「ノーマライゼーションの地獄」の徹底的自覚なしには、再帰的思考が一般的になる環境たりえない。日本国憲法に際しての本「みんなが決めたことは間違わない」→歴史的な多数派の暴力を忘れた白痴的物言い(「信教の自由」が断念か、上からの「恩恵」か)。あるいはA級戦犯に全てを押し . . . 本文を読む
Q
オナンというシンプルな行為に、「博士」などというものが必要あるのか疑問なのですが。
A
あなたのご意見は至極もっともです。もしこの世界にファーストフード以外存在しなければ、ですが。 . . . 本文を読む
2010/9/19 フラグメント137の続き
<「共感」と機能主義>「真理」としての「共感」に関する疑義は、すでに述べた通り。専門家ではないし、二次的な問題なのでそこを論争する気はない。「共感」の重要性を訴える意図に注目し、実際に与えるであろう効果、つまり戦略性・機能主義的側面で考える。「自然な共感」→できないのは相手がおかしい。排除的傾向、快ー不快の二項対立思考の促進 . . . 本文を読む
12/14のこと。先週金曜は埼京線沿いをチャリで戸田まで北上、日曜は環七を南下した後で中杉通りをひたすら北上するという楕円形の動きをした。で今回、久しぶりに西進しようと思い立った次第。西の方へは(結構前だが)中央線沿いを国分寺まで行ったことがあるので、趣向を変えて甲州街道を使ってみることにした。
甲州街道に入ると上を高速が通っており、普段見慣れない景色なためなかなかに趣深い。しば . . . 本文を読む
前回の「黒く濁る村」 に関連するテーマで「善き人のためのソナタ」を取り上げる予定だったが、非常に優れたレビュー(注:レビュー部分は完全ネタバレ)を見て再考の必要があると痛感した。とりあえず一度作品を見返さないとな・・・
そのことが自分の視点・感想に大きな変化をもたらすのなら、その過程もまたレビューの一部に取り入れうるだろうし。 . . . 本文を読む
この映画を見ようと思ったのは、「チェイサー」だったか「悪魔を見た」の中に予告編が入っており、主演が「殺人の追憶」でなかなかの演技を見せていたパク=ヘイルだと知ったからだ(ちなみに、前回の記事とは直接関連しない話である)。
なお、物語の冒頭を簡単に紹介すると、
青年検事ユ・ヘグクは、ある事情から地方に左遷されるが、近くには20年も会っていない父親が住む山村があり、父親の訃報を聞い . . . 本文を読む