獣道とは、辞書によると「獣の通り道。野生の動物が通ることによって自然にできる山中の道」だそうである。ロマサガ2の熱心なプレイヤーであった私としては、ハリア半島からのルートについての「けもの道ぐらいしかないぞ」という言葉が印象的であるが、ウィッキーさんによると現実でもカモシカの作る道は断崖絶壁に続くとされ、実際通るのが大変な場合もあるらしい。
そして私は、そんな獣道を好むケモナーオブケモナーである。ゆえにケモノエロで奉納演舞をするのは朝飯前だが、しかるにケモエロは欧米だとfurryと呼ばれ、最下層の性的嗜好として認識されているらしい。
オプションが増えるだけなのでそう激しく怒らんでも(すっとぼけ)と思うが、どうして「性」の話になるとみな襟を正そうとしたり、単一の嗜好しかありえないと思うのか私には理解できない(もちろんここには、禁欲のエートスや神との契約というコスモロジーが関係しているのだが、なぜそれをone of themとして相対化してみようとしないのか)。肉が好きだという人間が魚を好きなのはありえるし、パンとライスの両方を好むのは全く奇妙なことではない。それに普段はスタンダードな食生活の人間が、マニアックな食品を試してみることもそうそう珍しいことではなかろう。
今日ではアバターやAI、アンドロイドといった様々な形で「生身の人間」≦「人間性をもった異形 」というテーマが描かれることは少なくないが、その意味ではポストモダンが表面的にはプレモダンと近接して見えるように、あたかも我々は古代遊牧民の創世神話に戻らんとしているかのようである。
む、するとテングリ・・・テンガリ・・・テンガ・・・ユーレカ!!!( 。∀ ゜)
ともあれ、ケモエロが現状ではまさしく「獣道」であることは疑いないので、これを切り拓く先駆者でありたいと思う今日この頃である(・∀・)
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