A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

百段階段

2015年08月01日 21時31分11秒 | 老後
7月27日(月)

もう30年続いているシドニー会
毎年一回,40年前にシドニーでお付き合いをした3家族が会食をする。
ミスターマスダの80歳を先頭に夫婦6人一人もかけずに会は続いている。

今年は目黒雅叙園のランチとなった。

雅叙園の内部は少し装飾過剰で驚いた。
通路の天井・壁には一面の極彩色の絵。

木彫りのレリーフになっている。

夏の飾りつけが楽しい。
秋田の竿灯祭りを思い出した
仙台の七夕も懐かしい
傘のお祭りは何処だったけ!
色々お客さんを愉しませてくれる。


ランチの後この雅叙園の百段階段(東京都有形文化財)を見学。
園内に現存する唯一の木造建築で、
その昔宴席が行われた7部屋を99段の階段廊下が繋いで居る。

今日は百段階段と「和のあかり」とのコラボらしい。

実際は99段の百段階段 厚さ5センチのケヤキで造られている。


この木造の建物の部分は創業者細川力蔵が当代一流の芸術家を駆使して
日本画・建具など破格の装飾で埋め尽くされている。

執筆者のリストがあるが山口蓬春、奥村土牛、杉山寧、川端龍子など
現代のビッグネームが散見される。



ねぶた これも「和のあかり」とのコラボらしい
お酒も入っているし年寄りはここらで一休み



これも「和のひかり」のコラボだが余りアプリシエートしない。
もっとあったが気に入らぬので写真は割愛
建具なども素晴らしい、柳宗悦の唱える民芸だろう。


実際、階段は99段だがここで百段階段は終り。「和のあかり」は兎も角百段階段は見学賃をを払っても見る価値はある。

これから散歩がてら「東京ミッドタウン」に向う。