A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

アンドレ旋風(5)

2017年05月12日 12時31分05秒 | 老後
4月13日(土)

アンドレとハイディが昨夜箱根・京都の小旅行から帰って来た。
京都では伏見稲荷に感激、嵐山の美しさも。
箱根は「強羅花壇」に宿泊、
心こもった日本の「おもてなし」は忘れられないと。
スパも今まで受けたどこのスパより心がこもっていたと、日本絶賛である。
小旅行から帰って、日本最後の夜は
ハイディが親孝行の為、渋谷のホテル・セルリアンタワーに
母親のアンドレを招待したのだそうだ。

ホテルのロビーは天井も高く高級感に溢れている。
時節柄桜ずくしである。


渋谷の街中も桜・桜である.
ハイディが前衛芸術家の「草間彌生」に興味を示していたので
渋谷の駅にある岡本太郎の壁画を見に行った。
もしよければ岡本太郎美術館をと思ったが
それ程の興味はないようだったのでそれ以上薦めなかった。

今日は二人のラスト・ショッピングに合わせて観光を進める予定。
渋谷からJRで原宿へ。先ず「竹下通り」。
もう二人は若くは無いのに日本の若者ファッションに痛く興味を示した。
オーストラリアには百均は無いのか?
葛飾北斎のあの朱富士を模した扇子やコースタ、京風の髪飾り等々、色々買っていた。

竹下通りから「表参道」此処で予期せぬことが。
表参道から裏手には行ったところに小洒落たカフェやブティックがある。
裏原宿と言うらしい。ハイディがネットで調べたブティックで
ハズバンドへの土産にジャケットを買うと言う。
外国人が色々情報を持っているのに驚かされる。
背格好がハズバンドに近いという店員さんに
あれこれ試着してもらって濃紺のエレガントなものをゲット。
ブラブラ歩いているともう一軒気になる店に出会って
ここでも店員さんにモデルになって貰って、
今度はスポーティなジャケットを求める。
この十日あまりの日本への旅の間、留守と四人の子供のお世話を
一手に引き受けてくれているというのだからこのお土産も宣なるかな。

ランチは表参道の「アニヴェルセル」気に入っているカフェである。
店の名前はビル内に展示してあるシャガールの”アニヴェルセル”の原画?
昔は此処にシャガール美術館があった。

引き続き表参道散策。
少し路地を入ったところにコペンハーゲンから来ている
雑貨店・フライングタイガー。
シドニーにはまだ上陸していないようだが、この店の事も熟知している。
ユニークなアイテムが一杯。
四人の子供へのお土産をゴッソリ。


表参道に来た目的の一はナイトガウンがわりに「着物」を買う事。
アンドレは日本に来るといつも着物を土産に買っている。
所が原宿きっての有名店であるお目当ての
「インターナショナル・バザール」は休日。
それでは浅草に行くかという事で地下鉄で浅草へ。「仲見世」で着物は売っている筈。
目出度く着物数枚もゲット。

無事、今夕の便でアンドレ母娘はオーストラリアに帰国。
これでアンドレ旋風もシドニーの方へ飛んで行った。