A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

(71)スパイス・シーク

2007年06月13日 06時12分19秒 | 南半球膝栗毛
第27日目 3月8日 6/7
その昔 統治を担った英国はこのドバイの地を、東インド会社の貴重な中継の地とした。
20世紀になると、歴代の首長の推進をもとに自由貿易の政策を採ったことで、
周辺地域の商人達の拠点となりゆく流れのなかで、
中継貿易港としての色合いを濃くしてゆく。

その時代の名残かドバイの旧市街地にシークと呼ばれる市場が現存している。
スパイス・シークとゴールド・シークが有名である。
実際に商売を盛大にやっているのだが観光スポットでもある。
外人観光客がよく訪れる築地市場の様なものか。

スパイ・スシークは色々な香料・調味料を大きな麻袋に
詰めて大量取引を行っている。
店の外までその麻袋は積み上げられ活気の溢れた路地だ。
色々なスパイスの匂いが漂っている。




アラブ人の店員が応対に出て小売もやっている。
ミスターマスダも色々お店を冷やかして歩いたが
なにかアラビヤン・ナイトの世界に迷い込んだ様な雰囲気だ。
家人は胡椒と塩の塊を購入。ご満足のてい。





街のあちらこちらで、アラブ風の長衣を纏った人を見かける。
宗教心の厚い人ほど、頭から裾まですっぽりと、
この衣裳に身を包んでいるそうだ。

若い世代では、欧米風の洋服を着る人が、
圧倒的に増えてきているとの事。
因みに、男性の長衣はKANDOURカデューラ)、
女性のそれはABYAH(アバヤ)という。
この衣裳を着た人に、直接、カメラを向けるのは礼を失するというか、
時に、問題になるから気をつけるようにと、ガイドから説明があった。




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1 コメント

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Unknown (hm)
2007-06-14 09:43:42
シークの延長が近代的ショッピングセンターと言うわけですか。中継貿易港の名残りなのですね。旧市街の市場の中は映画の舞台を見るような感じですね。カデューラ、アバヤを着た客と店員が対照的で面白いですね。
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