カタクリ(ユリ科)。早春の花の代表、越後にも各所に大きな群落が残っている。とはいっても、年々開発の手が伸びることと、里山の放置が原因で、以前あった見事な群落がみすぼらしい状態になってしまったところもある。
春、雑木林で林床に陽の光がたっぷりと当たるところで、初夏には雑木の葉が茂って林床が薄暗くなるような環境でないといい状態にならない。カタクリにはギフチョウが良く似合う。吸蜜にギフチョウが来て花に止まっている写真を見かけるが、今回はギフチョウの姿を確認できなかった。
種子を運ぶのはアリだという。その現場を見たことは無いけれど、一つの植物は多くの昆虫や動物との関係で生存していることを学ぼう。その種子が発芽し、開花するのに10年以上はかかるというから、山菜として摘みムシャムシャ食べるというのはやはり控えたほうがいいだろう。食するならほんの一掴みの春を感ずるくらいにして欲しいものだ。
今年もカタクリの花を堪能できるシーズンが始まった。しばらくは思い切り春を感じて過ごすことにしよう。
春、雑木林で林床に陽の光がたっぷりと当たるところで、初夏には雑木の葉が茂って林床が薄暗くなるような環境でないといい状態にならない。カタクリにはギフチョウが良く似合う。吸蜜にギフチョウが来て花に止まっている写真を見かけるが、今回はギフチョウの姿を確認できなかった。
種子を運ぶのはアリだという。その現場を見たことは無いけれど、一つの植物は多くの昆虫や動物との関係で生存していることを学ぼう。その種子が発芽し、開花するのに10年以上はかかるというから、山菜として摘みムシャムシャ食べるというのはやはり控えたほうがいいだろう。食するならほんの一掴みの春を感ずるくらいにして欲しいものだ。
今年もカタクリの花を堪能できるシーズンが始まった。しばらくは思い切り春を感じて過ごすことにしよう。