森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ヒメサユリ VS ササユリ 5

2007年06月05日 | 自然観察日記
 越後でササユリを見る機会は少ないと思いますので、もう一枚ササユリの写真を載せました。個体は同じでも横からの姿も惹かれます。特に言葉はいらないですね。しばし佇んで眺めていました。

ヒメサユリ VS ササユリ 4

2007年06月05日 | 自然観察日記
 ササユリは貴婦人というところ。林の木陰に静かにたたずむという感じがとても好きですね。どことなく気品があると思いませんか。「歩く姿はユリの花」の語源になった花かも・・です。
 主に西日本に分布するということですが、群生している場所を見たことがないので、この種は点在している種ではないかと勝手に思っています。越後では、上越の山でぽつんぽつんと生育している姿を見かけました。
 

ヒメサユリ VS ササユリ 3

2007年06月05日 | 自然観察日記
 ヒメサユリは若い女性のイメージですね。どことなく艶やかです。経験上、群生する場所も多く賑やかにおしゃべりする女の子をイメージしてしまいます。
 しかし、分布は新潟・福島・山形の3県だけと限定されています。その、花をごく近くで心行くまで堪能できる越後に住んでいることは幸せなことです。

ヒメサユリ VS ササユリ 2

2007年06月05日 | 自然観察日記
 これはササユリといいます。ヒメサユリとの違いが分かりますか。花が白っぽいくらいのことは直ぐ分かるにしても、どこがどう違うか難しいですね。しかし、「どこか違う!」という直感が沸いてきます。そこが面白い。
 ササユリは長岡の信濃川左岸が分布の北限地になっていると思います。しかし、限りなく自生に近い場所が道路工事で風前の灯で気をもんでいるのです。最近出かけていないので、その後どうなってしまったか案じています。この写真は信濃川の右岸、雪国植物園で見かけたものです。植栽のものでしょう。

ヒメサユリ VS ササユリ 1

2007年06月05日 | 自然観察日記
 気がつけばヒメサユリの季節になってしまいましたね。辻の地蔵様のお近くの自生地はどうでしょうか。下田の群生地に出かける機会が今年もまた無くなりそうです。写真のものは雪国植物園に咲いていたものです。自生のヒメサユリがこの丘陵にあるとは思えないので植栽ですね。でも、なかなか良い姿を見せてくれています。