森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ヘイケボタルの光

2007年06月29日 | 自然観察日記
 最近至る所に「ホタルの里」が作られて関心が高まってはいますが、今までは普通に身近にホタルがいたものです。我が家もその一例で、気にもしていない状態ではあったものの気が付けば「川」には水が流れていなくて餌になるはずのタニシ・カワニナが消えています。何を餌にどこに住んでいたのか、このホタルの光を見ながら首をかしげてしまいました。
 ホタルの明滅する光を見ていると不思議な気持ちになります。ヘイケホタルは結構環境汚染に強いとか、そうであればなおのこと、どうかこのまま逞しく生き続けて欲しいと思います。

ヘイケボタル 

2007年06月29日 | 自然観察日記
 我が家に隣接して農道があります。それに沿って小川があります。最近は水が流れない時期があってもうすでに「川」ではないのですが、この時期だけ田に水を張るためにかろうじて「川」になっています。その土手に広がる草むらが除草剤の難を免れて青々と茂っています。その草むらにヘイケボタルの光を見つけました。
 1匹捕まえて「まだ、我が家にホタルがいるのだ」という証拠として写真を撮りました。