森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

久しぶりのキンラン 4

2007年06月06日 | 自然観察日記
 株によってはもっともっと沢山の花をつけますから魅力的な存在になるのですが、かなりさびしい株なんです。でも、それでもとても貴重です。
 ランと付くとどうしてこう乱獲されるんでしょうか?乱獲されないために花を摘めば一時の救いになってはみても次世代の個体が出来ません。やっぱり広く花や植物や自然のことを学んで知識を広めていくしかないんですね。自然を愛する心とか態度が出来てくればこんな悲しい結果にはならないと思います。

久しぶりのキンラン 3

2007年06月06日 | 自然観察日記
 これは、ササバギンランです。もう花は終わっていました。派手なものではないですが白い花が咲きます。キンランほどでないにしてもこれも少なくなりました。環境の変化があるのでしょう。

久しぶりのキンラン 2

2007年06月06日 | 自然観察日記
 雑木林にぽつんとありました。なぜか、それに寄り添うようにササバギンランの花後の株が寄り添っています。こういう光景はなかなかお目にかかれないものです。幸運ですね。
 しかし、かっては長岡でもときどき見られたといいます。関東以南ではごく普通にあったそうですが激減しているんです。安易に家に持ち帰ってしまうんでしょう。このランは素人にはまず栽培できません。市販ものがあるといいますが、業者の山取りが悲劇を生んでいるともいいます。買う人がいるから取ってくるという悪循環があるのです。

久しぶりのキンラン 1

2007年06月06日 | 自然観察日記
長岡にもあるとは聞いてはいましたが、本当に久しぶりの出会いです。その昔、静岡の雑木林で素敵な株に出会って以来のことですね。少し花の盛りは過ぎてはいるものの正真正銘のキンランの花。