ハナキリンというトゲトゲの花があります。トゲトゲを見るとみんな「サボテン」にしてしまいがちですが、全く別種です。これは昨日のクロトンと同じトウダイグサ科の植物です。サボテン科は北米で進化した植物ですし、ハナキリンなどのサボテン様トウダイグサ科はアフリカ辺りが分布の中心です。別種でも環境が同じだと同じような形態を持つようになるという生物の法則ですね。
それはそうと、この花は中央に雌しべ周囲に雄しべが配置され外側に花弁がある典型的な花のようですが、そんな単純なものではありません。
まず花弁様なものは苞ですし、黄色いのもが花弁かというとこれも違います(腺体といってます)。花粉が出ているものは雄しべですがこれ一つ一つが雄花・・・。これ全体で花序(例えが悪いかもしれませんがフジの花房全体)に相当すると説明されます。奇妙奇天烈な花なのです。ちょっと理屈っぽくなりました。
それはそうと、この花は中央に雌しべ周囲に雄しべが配置され外側に花弁がある典型的な花のようですが、そんな単純なものではありません。
まず花弁様なものは苞ですし、黄色いのもが花弁かというとこれも違います(腺体といってます)。花粉が出ているものは雄しべですがこれ一つ一つが雄花・・・。これ全体で花序(例えが悪いかもしれませんがフジの花房全体)に相当すると説明されます。奇妙奇天烈な花なのです。ちょっと理屈っぽくなりました。