森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

セツブンソウ

2008年01月26日 | 自然観察日記
 可愛い花が店頭で売られていました。セツブンソウです。越後には自生していない植物ですから、私にとってはちょっとした憧れの種です。今まで自生を一度も見たことが無いのです。いわゆるスプリング・エフェメラル(春の妖精)といわれるもので、場所によってはあたり一面咲き誇るとか。是非一度は訪れてみたいと思っています。
 ところで、鉢物で春を楽しめることは有難い気もしますが、この花は栽培されて増やされたものなのでしょうか?山取りされてそのまま店頭に並んでいるように感じました。キンポウゲの仲間は気難しいものが多いのです。
 売れれば売れるほど自然が破壊されるという構図になっているような気がして、買う気がしません。というより買ってはいけないと思いませんか。